渡辺竜王の文春告発の三浦九段冤罪事件後の三浦九段復帰戦が終わりましたが、このタイミングでこの状況での復帰戦は連盟にも三浦九段にもあまりいいタイミングではなかったと思います


この復帰戦が竜王戦1組で相手が羽生三冠王というのに読売新聞と連盟の思惑が見え隠れして、今期の竜王戦から三浦九段を早く敗退させたいのかな?と思いました


前期の三浦九段の竜王戦挑戦権が冤罪事件で剥奪された問題も置き去りにしてのこの強引な竜王戦1組の復帰戦は傲慢な読売新聞らしいやり方だと思いました


一方の三浦九段も対局ができない長いブランクの生活の不安があったので、この復帰戦の条件を受けたと思いますが、竜王戦の挑戦権を放棄したと捉えられそうで羽生三冠王という相性が悪い最強棋士相手との対局は負ければソフト不正が出来なければ負けたと批判されるリスクが高く、実際そういう報道や批判も今回の結果で起きました


ただ対戦相手の羽生三冠王は三浦九段のボディチェックの話を聞いて、自分も自主的に受ける事や対局後のコメントを見ても第一人者としての意識の高さを感じましたので竜王戦1組の対局でなければ相手として1番よかった部分もあります


こういう背景でのこの復帰戦は連盟と三浦九段にとって、あまりいいタイミングではなかったと思います


また連盟側には三浦九段を復帰させればこの事件の騒動が鎮静化するという狙いもあったと思いますが、かえって騒動が複雑化した印象で相変わらず大悪手ばかりやります


また今回の三浦九段と羽生三冠王の竜王戦1組の復帰戦の組合せで竜王戦はトーナメント方式なので読売新聞や連盟で好きなように組合せを決めて、勝たせたくない棋士に凄く厳しい組合せができる事も実証されて竜王戦の価値がさらに怪しくなったというオマケもつきました


これは読売新聞の最高顧問や将棋担当のトップと深い関係が噂される永世竜王になった渡辺竜王の挑戦者がトーナメント組合せで調整できる可能性もあるという事で、竜王の価値がさらに暴落しました


またこの事件があったのに年明けに行われて話題だった渡辺竜王参加のフットサルも最近話題の観戦記者などの将棋ゴロも参加しているのを見るといろいろ裏がありそうです


渡辺竜王や将棋ゴロとのフットサルや懇親会は竜王戦などの棋戦の組合せの優遇やイベント、メディアの仕事の斡旋も絡んでいそうで若手棋士を中心としたプロ棋士や女流棋士が積極的なのも納得です


そして連盟は三浦九段の名誉回復や冤罪事件の金銭的な補償の問題がありますが、執行部のこの運営のやり方ではあまり期待できないでしょう


将棋村の将棋脳のプロ棋士や濃いファンは将棋村は変わらず古いやり方でこの騒動を乗り切れると思っていますが、私達はもう連盟の対応に期待していないので連盟破綻も仕方がないスタンスになってきています


この事件は将棋村の枠を超えた問題で連盟にとっては対応が難しいのでまだまだ自滅の大悪手を連発しそうです


渡辺竜王の文春告発の三浦九段冤罪事件の今後の展開に注目しています