今回の東京都知事選は与野党の自滅が酷く、小池新都知事の予想以上の大勝になりました


また私はTwitterを中心にこの東京都知事選を追いかけていましたが、凄く面白い選挙戦で与野党の自滅の酷さに苦笑いしました


まずは自民党ですが石原伸晃議員の無能さや人間性の酷さが際立った選挙で小池新都知事と政治家としての資質の差を見せつけられて、国民からは無能で人間性が酷い議員というレッテルを貼られたことでしょう


自民党が推薦した舛添前都知事がお金の問題で辞めたのを受けた選挙で早々と自民党と関係なく出馬を証明した小池新都知事に嫌いの感情論で潰しにかかり、石原伸晃議員自身は自分が立候補するわけでなくリスクを取らない器の小さいのは呆れられました


そして増田候補という人を連れてきて自民党議員とその親族も含めて小池新都知事を応援したら自民党から除名という中国や北朝鮮並みの強権発動は今の時代では世間から猛反発を受けるのは当たり前で石原伸晃という人間の政治センスの絶望的に無いのを見せつけました


また自民党にとって内田茂という都議会のドンの存在が見つけられたのも大きく、猪瀬元知事が自殺に追い込まれた都議会議員の話を遺書付きで公表したのも大きく、自民党は猛反発を食い逆風の選挙戦でした


一方の民進党や共産党などの野党連合は本来なら自民党の分裂選挙で勝ち戦のはずでしたが、こちらも壮絶な自滅をしてネットが普及した選挙戦では野党連合はもう通用しないのかな?と思いました


野党連合は宇都宮氏を土壇場で擁立を取りやめて知名度抜群の鳥越候補を担ぎ出した時には自民党は分裂選挙なので勝てると思ったでしょうが、鳥越候補の身辺調査を疎かにしたのが致命傷になりました


また鳥越候補は76歳の高齢に癌という大病も何回も経験していて体力的、知識的に都知事の仕事が困難だと思われたのも厳しかったです


鳥越候補は週刊誌のスキャンダル記事連発をくらい、さらにそれに対する対応の酷さや選挙演説の酷さで認知症疑惑まで出るなどボロボロになりましたし普段言っているカッコいい話とは正反対の行動や対応で自滅しました


そして選挙戦で大苦戦の与野党は自民党では石原伸晃議員の父親の石原慎太郎氏の小池新都知事への厚化粧発言や野党連合は社民党の福島みずほ議員の小池新都知事への差別発言なども猛反発を食い、どんどんドツボにはまっていきました


さらに民進党や共産党や社民党の議員や支持者で女性の権利を主張する人達が鳥越候補のスキャンダルを擁護する為に鳥越候補を応援したり被害者女性を批判したりして、普段の女性の権利を主張しているのが相手によって変える酷さも露呈してしまい散々でした


この流れで民進党の岡田代表は投票日の前日に次の代表選を辞退すると事実上の代表辞退発言をして、自民党は石原伸晃議員の大敗後の責任逃れの醜態は大怪我した自民党の谷垣幹事長への責任転嫁発言まででて周りを呆れさせました


舛添前都知事のお金絡みの辞職に今回は都議会のドンの腐敗などを受けての東京都知事選は本来はクリーンな都政を都民が一番望む流れで本来は民進党や共産党がそれを主張した選挙戦を展開するべきでしたが、実際は都議会のドンと対決姿勢を取ったのは小池新都知事で都議会のドンの犠牲者達も小池新都知事を応援するという話になりました


これは都議会が札幌市議会と同じように与野党ともに利権に取り込まれているのかと感じましたしここを争点にしないで反原発や憲法9条など都政より国政を争点にした野党連合は感覚がズレていると思いました


また元在特会の桜井候補の選挙演説はどこも凄い盛り上がりで共産党などの敵対勢力ともバトルを展開しての11万票超えは印象に残りました


そして野党連合は今回東京都知事選の出馬を取りやめさせられた宇都宮氏を野党連合の支持者達が嫌がらせしていたのも宇都宮氏のTwitterで公表されて、鳥越候補の応援をするように嫌がらせの圧力があったのも公表されました


今回の東京都知事選は投票率が上がり、150万人位投票した人が増えたようですが、その人達は小池新都知事への投票をしたでしょうし無党派層の支持や与野党の支持者の投票が小池新都知事の大勝につながりました


これだけ東京都知事選で大勝して都民の支持を受けた小池新都知事と都議会の対決が始まり、これからが注目ですね


本当にTwitterで見ていた東京都知事選は面白く、テレビや新聞よりもネットでリアルタイムで情報が伝わる選挙戦という感じでこれからの小池新都知事に注目ですね