先日ドラマ化もされた将棋マンガの「ハチワンダイバー」が無事最終回を向かえて終わりました
ラストは明るい感じで終わりいい終わり方だったと思います
このマンガの特徴は将棋と真剣師のダークな世界を描いた絶妙の組み合わせがすばらしく作品を盛り上げました
鬼将会という巨大な真剣師集団を敵とした事で将棋とバトルの両方から描けるようにしたのがよかったと思います
また出てくるキャラクターがすごく魅力的な人達が多く、鬼将会に人生を狂わせられた人達の復讐が話の中心ですが、読者が感情を入れやすい話の流れでした
この作品は将棋に勝つか負けるかですべてが決まる価値観の世界で命までかけての真剣勝負は人生を表すものでした
鬼将会との対決で愛するキャラクター達がどんどん死んでいく流れは切なく、この巨大な鬼将会と戦うのはまさに命がけという印象で切ない流れでした
その流れの中でヒロインの秋葉の受け師が鬼将会のボスの谷生と急接近する流れやそれを取り戻す為に奮闘する主人公の菅田君の成長する姿も描かれていました
復讐が人生の目的になっていたヒロインの重荷を背負って戦う主人公という最後の流れはよく、ハッピーエンドで終わらせたのもよかったと思います
面白い作品でしたね