かなり前のブログで私は「ITによりテレビと新聞の情報と広告の独占が終わる」と書きましたが着々とあおういう方向に進んでいるのを感じます



アナログから地デジに移行する時に総務省は「通信と電波の融合」という話でしたがこれは官僚がいかにITを理解していないかを示す言葉になったと思います


大前研一氏も著書で指摘していて私もそう思ったのが「テレビはネットの一部に取込まれる」と少しITをわかる人なら思ったでしょう


またITの進化によりブログやSNSが盛んな時代になると国民総メディア状態になりITを利用している人はどんどん情報収集して自分で発信する時代になりました



例えば民主党政権の時代のkokkaiというタグでは国会中継を実況している人達がどんどん質疑に突っ込み過去の事例を引っ張ってきて批判したり指摘したりしていてニュース番組よりも臨場感があり面白い現象でした



そして今の時代はテレビの放送内容も信用しない人がどんどん増えている時代で偏向放送、ごり押し、ステマばかrが横行していると思われていますしこれがテレビ離れの原因でしょう



残念ながらテレビ局は地上波独占の電波利権に胡坐をかいていて危機意識が無かったのが今の視聴率低下の流れになっています



収益が悪化すればテレビ局は番組予算を削減しますがこれは最悪で一番の商品の番組の質の低下を招くのは自滅行為です


こういう姿勢もありテレビも視聴率低下して情報も信用失墜してスポンサー離れが起きていて予想通りに進んでいる印象です


さらに新聞も今の時代はネットでニュース記事を朝にチェックして気になるニュースだけを読む生活が一般化していて朝に一回配達されて大量の記事を読む今の新聞のシステムは新しい時代には合わないでしょう



そうなると新聞社はネットを契約で見るかネット記事に課金する方向で動くでしょうが基本的にネットは無料が当たり前の世界なのでこれも苦戦するでしょうし新聞もネットの一部になるでしょう



こういう動きはこれからどんどん加速していきますしテレビや新聞は地方や高齢者向けになるでしょうが衰退は加速すると思います



ちなみに私は全然テレビを見ない生活でテレビが無くても生活に困らないです。朝にネットのニュースをチェックしてブログやツイッターを発信したり読者やフォローになっている人の情報を見たりして情報収集しています


さらにビジネス書を読むのも情報収集と思考能力を高めるのに役に立っていて生活の不便は感じないですね



おそらく世代が若くなるほどテレビや新聞を見る時間は減っていると思いますから年齢構成的にも衰退する方向だと思います



今は情報収集がネット検索ですぐにできる時代で国民総メディアに向かっていてテレビや新聞を見る必要性がなくなってきています



日本は既得権が強い国なのでテレビや新聞の既得権も守られていくでしょうがそれでも大きな流れには逆らえずどんどん厳しくなっていくでしょう



これからのテレビや新聞に注目ですね