「静かなるドン」の106巻を読んできました。いよいよ完結が近づいてきました

この106巻はシチリアマフィア対新撰組と鬼州組の連合軍の対決が全編に渡り書かれています

「静かなるドン」は関東最大のヤクザの新撰組の総長と下着メーカーのサラリーマンの二足のわらじを履く近藤静也の活躍を描く作品ですが106巻まで来るとさすがに相手や状況がどんどん変わってきます

新撰組のライバルの関西の鬼州組は坂本4代目から今の龍馬8代目まで5人もトップになっていて坂本夫婦と龍馬という因縁もあります

そして敵もシチリアマフィアから世界皇帝(ロックフェラー家、ロスチャイルド家がモデルです)と相手がグレードアップしています

また最近のテーマは近藤静也の中に眠っている「戦闘力」を目覚めさせる話も絡んでいて世界皇帝がその力をマフィア撲滅に利用しようとしています

近藤静也の中の力の起爆スイッチは愛する秋野さんでこの2人も106巻まで数々の障害を乗り越えてきました

そして106巻はラストの108巻に向けて主要人物がどんどん死んでいく切ない展開でシチリアマフィア対新撰組と鬼州組の連合軍に世界皇帝勢力が横槍を入れて犠牲者続出で遂に近藤静也の起爆スイッチが入りました

この作品は106巻を読んでいくと何回か終わらせる流れがありますが大人気作品なので引き延ばされたように感じます

しかし「静かなるドン」の登場人物達は魅力的な人が多く抗争絡みで死んでいく人達を惨めな形で描くのがリアリティを感じます

特に鬼州組組長関係の最後はあまりにひどく描かれていてビックリします

この作品はこれだけ長い連載なので登場人物の性格設定も結構変わりますがそれも楽しみでしょう

どういう完結をするか注目しています