北海道はなぜ30年近くも不況が続くのか?という問題は大きいと思います。実際北海道は「景気回復は一番最後で不況は一番最初」と北海道の情報誌などに書かれています

また道庁や市町村ではコンサルタントやシンクタンクなどを使い分析をして対策を考えて実行しているようです。ただ効果があまりないのは今の北海道の状況を見ればわかります

これは私程度の人間でもわかりますが、分析をするのに重要な「事実確認」がキチンとしていないからでしょう。「事実確認」がズレていたら対策も効果がないのは当然です

まあ北海道のコンサルタントやシンクタンクのようなところは役所とつながりが強く、役所に都合の悪いことは答えとして使わないでしょう。まさに御用研究機関で有効な対策をとれないのは当たり前です

私がブログで書く北海道の「最悪欠陥システム」の「肥大化した官組織」「多重行政」「179市町村」は「聖域化」されているので、有効な対策が出るわけはないのです

この「最悪欠陥システム」は国からの多額の税金による「補助金漬けの公共事業依存」でなんとか維持されていて、湯水のように国の税金を浪費しています

また「最悪欠陥システム」は「高コストの複雑な許認可や規制」を生み、「IT情報化時代」の「低コストのスピード化」時代と相性が最悪です

そして「最悪欠陥システム」の利権以外の道民は干上がり、社会資本整備が遅れています。「最悪欠陥システム」を守るためにITの普及が遅れ、北海道は「Web後進地」になっています

「最悪欠陥システム」は「凄まじい人数の中間管理職による中間搾取」が特徴で権限や責任がない無駄な人員が特徴ですが、それに北海道民間企業の2~4倍の給料を払っています

日本の都市部の税金が北海道の「最悪欠陥システム」にただ浪費されていますが、「最悪欠陥システム」は「30年前の考え方と感覚」で止まっているので、北海道のビジョンを考えるのには致命的に無能すぎます

ただ190万人都市の札幌には「最悪欠陥システム」以外に優秀な人材はいるでしょうが、「最悪欠陥システム」が選挙と議会を牛耳ってまともな民主主義ではないので、どうしようもないでしょう

道民も薄々北海道のシステムはおかしいと思っているでしょうが、分析能力がなく現実逃避している状況です

そして日本が「地方分権」「開放路線」へどんどん移行してきて、北海道は正念場を迎えていますね