アメリカのドルの信用は世界最強の経済力と軍事力が裏付けになっています。そして昔に通貨が金兌換で信用されたようにアメリカのドルは石油の取引通貨が信用の裏付けにもなっています

これは金から石油に、ロスチャイルドからロックフェラーに、イギリスからアメリカへと覇権が移る流れだと言われていました

そして時代は変わり欧州はEUにまとまってきて、ユーロという通貨が力をつけてきました。

今の注目はサウジアラビアを中心とした中東が石油の取引通貨をドルからユーロに変えるかどうかでしょう

また世界で外貨準備高と米国債保有が1、2番の中国と日本とアメリカの関係にも注目です。特に中国とアメリカは熾烈な外交の駆け引きをしています。

中国がドルや米国債を大量に売却すればアメリカは一気にピンチになります。中国もドルや米国債を売却すれば保有のドルや米国債の価格が一気に下落する引き金になるので慎重ですが、保有している危険性も理解しているでしょう

中東も中国も日本もドルや米国債を大量売却した後のアメリカの報復にも気をつけないといけないです

そう考えるとドルと米国債は微妙なバランスで維持されていると思います

しかしアメリカは4000兆円位の借金はどうしようもないので、弱体化して破綻まで行く可能性があり、裏技を使ってくる可能性もあると予想しています

この後の記事ではアメリカの裏技を考えてみます。手段は選ばないと思っています