夕張市長選で藤倉市長不出馬でやはり自己負担がいろいろあって大変だったようです。お疲れ様でした

夕張市破綻は私のライブドアブログでかなり取り上げていて、夕張市がこうなることも予想していました

結局「アカレンガ」北海道庁の処理が大失敗だったと思います

あの当時は処理方法をブログでかなり批判していた記憶があります

それを思い出しながら批判した要点を書いてみましょう

まは「粉飾会計の責任問題不問」「金融機関の貸し手責任不問」「不正の責任問題不問」「現実味のない再建計画」「高橋知事の独断の北海道の夕張市赤字融資」を批判していました

このような状態なので「落としどころ」がなくこんな悲惨な再建計画で先送りになったのです

こういう時は法律に従って処理するべきですが、こんな非常識な大赤字の破綻を想定していないのでお手上げだったのです

そうなると「落としどころ」は常識の対応ということになります

私はその当時のブログで「粉飾会計と不正の厳しい責任追及」「金融機関の貸し手責任で債務放棄」をして、そのうえで最低限の住民サービスを残して市町村合併させるべきだと書きました

厳しい責任追及と金融機関の貸し手責任を問えば国民は夕張市を国が助けてあげてもいいのではとなる可能性もあります

こういう反省とやるだけのことをやって犠牲も払ったとなれば印象も違うでしょう

まあ地方債の債務放棄は地方債の信用問題に関わりますが、「情報開示と財政管理」は地方自治体の責任でやるべきです

これまで地方自治体を国民が甘やかしすぎていたのです

しかしこれから夕張市はどうするのでしょう?

私は北海道が夕張市の赤字を最終的に被ることにするしかないと思いますが道民が忘れた頃に決まりそうです

夕張市民には悪夢で「ダメな市長や市職員を選んだ市民の責任」と言われますがこれだけ不正をして情報開示しなかった市役所とチェックしなかった議員の責任でしょう

そして夕張市の選挙は職員組合を中心とした市職員と第3セクター職員と経済界の組織票で決まっていたでしょう

夕張市の破綻はいろいろ学ぶことが多いと思います。