北海道がここ数年で「支庁再編」「市町村合併」が取り上げられて、結局骨抜きの内容で終わりました

これは明確な「ビジョン」がないのが厳しい状況です

行政改革は北海道や道内の市町村の財政状況や経済状況を考えると絶対避けられない状況です

1990年代の北海道の分岐点で大前研一グループが北海道の行政に加わっていれば支庁再編や市町村合併もどんどん進めていたでしょうし少なくても「ビジョン」はまとまっていたと思います

1990年代なら北海道にはまだ余力があったので今行うよりずっと楽だったでしょう

もちろん「アカのコングロマリット」はすごい抵抗をするでしょうが、大前研一グループもどんどんビジョンやアイデアを出して追い詰めていく展開が想像できます

ただ北海道ではそれが道民にまで伝わらないでしょうが、少なくともビジョンとアイデアは残ったでしょう

今の北海道の問題は時代の流れがわからずビジョンを作れないことですから、その道標が残っただけ違ったと思います

1990年代は北海道が変われる最後のチャンスで、もし生かせていたら無駄を削ぎ落として筋肉質で強い北海道になっていたかもしれないです

そうなれば今の日本では競争力がダントツになっていて、将来に明るい展望が見えていたでしょう

この分岐点は北海道を考える上で大きかったと思います

そして来年は地方統一選挙があり、どういう選択を道民がするのか注目しています