バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ
バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へEdward Chancellor 山岡 洋一

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stars感謝
stars愚かにも何度も繰り返されるバブルの歴史を見事にまとめている。
starsバブルが何か、一読でわかる。
stars心構えを
stars2007年におけるバブル崩壊

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 この「バブルの歴史」という本はこれまでの人類のバブルについて書かれています。


 古くはオランダのチューリップバブルから少し前のITバブルまで書かれていてこの本に続きがあればサブプライムローン発のアメリカの不動産バブルも載せられそうです。


 人間はいつの時代も貧欲に走り、熱狂的な欲望に突き動かされてバブルを発生させます。人間の本質はいつの時代も変らないということなのかもしれないです。


 今のサブプライムローン発の世界金融危機に対して対策を考えるなら過去のバブル経済とその崩壊について学ぶのは有意義だと思います。


 あの著名な投資家のジム・ロジャーズ氏や世界一の投機家のジョージ・ソロス氏など世界一流の金融関係者は「歴史に学ぶ」重要性をいつも主張しています。


 人間は熱狂に支配されるとなんにでもすごい値段をつけるのはこの本のオランダの「チューリップバブル」を読めばわかります。


 そしてその後に熱狂が終わった後に来る大きな後遺症もこの本ではいろいろ書かれています。


 そして日本の不動産バブルが海外から見たらどのように見えたのかもこの本を読むのに面白いかもしれないです。


 今アマゾンの評価を見たらこの本はかなり高いのですね。最近札幌の本屋さんにもこの本が積まれていて驚きました。


 私が購入したのはかなり昔ですが今も内容は色あせていないということでしょう。これからを考えて近いうちにまた読みたい本です。