「丸井今井」が札幌地裁に民事再生法を申請しました。負債総額は502億円で昨日の早朝のニュースより100億円増えていました。



昨日の夜の話題も「丸井今井」の話題ばかりでいろんな話が出ていました。ただ私も含めてこうなるのは時間の問題だったと感じていました。



そして先ほど「グーグルニュース」で「丸井今井」関連に記事をざっと読みました。かなりの量で改めてこの報道が衝撃的だったと再認識をしました。



北海道新聞では地元商店街が「恩返しの番だ」など地元は頑張る気が満々だという記事や北海道や札幌市や伊勢丹などが支援を証明したいう記事が強調されていました。



ただ現実的には「丸井今井」の再建はかなり困難だと思います。まずは企業としてどのような形で「丸井今井」を存続させるかがすごく難しそうです。



「丸井今井」は企業として存続が可能かどうかをよく考えて存続させるならどうするのか現実を考えなければならず一時的な感情論ではすぐに行き詰ると思います。



実際ここまで経営悪化をするにはそれなりの理由があるわけで企業の大幅な体質改善や経営改革をしなければならないし大通りの過疎化という問題もあり大通りを活性化させる方法も考えなければならないと思います。



それからこの「丸井今井」の存続には融資した金融機関も絡んでいて「丸井今井」が破綻すれば融資した莫大な金額が不良債権になるなどの問題もあるようです。



それに私も先ほど気づいたのですが伊勢丹は三越と統合をして伊勢丹三越になっていて、大通りには「三越」があります。



今は百貨店のビジネスモデルも厳しくなっているので将来的には「丸井今井」も含めた大通りの「百貨店」の再編の動きが出る可能性が高いでしょう。そうなれば大幅な縮小化も避けられない可能性があります。



北海道及び札幌市の景気はこれからさらに冷え込むことが予想されていて、「丸井今井」の経営再建はかなり厳しいと思います。ここは一時的な感情論ではなく冷静に企業として存続させるにはどうするかを考えてほしいです。