北海道で阿部寛主演で長谷川京子、山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣が共演した「ドラゴン桜」の再放送が放送されています。



今見てもすごい豪華な出演者ですね。教師役の阿部寛、長谷川京子に生徒役は山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、サエコに理事長役は野際陽子さんが出る豪華さです。



生徒役の出演者達はそのあとブレークした人も多く、主演クラスになった人も多いので今ならこの生徒役はそろえるのが大変でしょう。



特に新垣結衣は長谷川京子と同じ事務所で一緒に出演させてもらった意味合いが強かったですが今やすごい人気女優になりました。



そしてこのドラマの魅力は落ちこぼれ高校生達が東大を目指して挑戦するという奇抜さで特別に雇われた個性的な教師達が登場してマル秘受験テクニックをいろいろ伝授することです。



こういう話はどれだけリアルティがあるかで人気が決まりますが原作者はすごく取材、分析をしていてかなりリアルな内容になっていると思います。



これは結構実践的で私がこの時代に高校生なら使わせていただいたものも結構ありました。



そして一方では教育の問題にもどんどん過激な台詞で突っ込みます。



「バカとブスほど東大に行け!」「東大に行ったら人生180度変るぞ!」「ルールを決める側の人間になれ!」「バカだと搾取されて人生終わりだ」などすごい台詞のオンパレードです。



そして長谷川京子役の教師が代弁する「生徒の自主性を伸ばす、生徒のための教育」という抽象的な主張も「じゃあそれは具体的にはどういう教育をいうのか?」と切り込みます。



そして生徒に目的を持たせて努力をさせることの重要性を説き、受験は平等な競争なので頑張れと叱咤激励をします。それによって生徒が変っていくという話ですが阿部寛の熱演でかなりリアルティがあります。



いろいろ過激な発言や場面が多いですがTBSが何回も再放送をしているということはかなり評価が高くテレビ局も力が入っていたのでしょう。



今の教育の問題にかなり鋭く切り込んだ力作だと思います。