topspinの日記・独り言



先日「静かなるドン」の89巻を読みました。



このマンガも89巻まで続いて累計で4000万部を突破する大ヒットマンガになりました。



主人公の近藤静也は昼は冴えない下着会社のサラリーマンで裏の顔は関東最大の893組織で1万人の構成員の総長という2面性があるキャラです。



この近藤静也は幼少の頃から総長になるために格闘技や射撃など英才教育を受けていて総長としてものすごい才能の持ち主だという設定です。



この近藤静也が総長として数々の問題を解決していく話で特に関西最大の組織で日本一の組織である鬼州組とは鬼州組の東京侵攻などで熾烈な争いを展開しています。



私は全巻前に読んでいて好きな作品です。出てくる893のキャラが個性的で面白く結構本格的な893マンガになっています。



かなりコメディタッチの部分もあってギャグマンガの一面も持っていますがかなりきつい場面も多くいろんな要素が詰まったマンガです。



ただ私個人の意見では竜馬が出てからの「静かなるドン」は今ひとつの印象です。近藤静也が子分を見捨てる場面が多くかなり無責任に描かれていて前のように自分で全部解決するという行動力がなくすごく頼りなくなった印象です。



ただこれはこれだけマンガが長く続けば登場人物の性格設定も変ってきます。ヒロインの秋野明美は最初は田舎ぽい清純派の女性でしたが今は大人の女になって行動力もすごく格闘能力もあるようになってしまいました。



まだまだこのマンガは続いていますのでこれからの展開がどうなるのかは気になります。