topspinの日記・独り言



 これは商品市況が高騰していて原油や貴金属の資源不足が心配されていた時期くらいに書かれた記憶があります。



 資源関係の本は石油関係の資源問題の本が多く金属資源の資源問題の本が読みたいと思っていた時期にちょうど書店にあったので買ってしまいました。



 これを読んで金属資源は世界の金属資源のメジャーと中国で争奪戦が行なわれているということです。



 金属資源の世界メジャーも再編されて吸収や合併を繰り返して巨大化している状況で中国が国家を挙げて金属資源確保に世界中に進出をしてきたという流れです。



 そして中国は資源が豊富な国なら政治不安や人権問題がある国でも関係なく進出していく様子が書かれています。



そして金属資源開発は環境問題にも大きな影響を与えます。鉱山資源の採掘は自然破壊を招きます。



 この本では中国が中南米やアフリカ大陸にもどんどん進出していき、政治不安や人権問題にも大きな影響を与えていて世界から批判が起きていますが資源確保を最優先しています。



 またこの本ではどの地域でどういう金属資源があって世界メジャーや中国がどういう活動をしているかも書かれているのでビジネスや投資にも参考になると思います。



 これjから金属資源争奪戦がどうなるか注目しています。