山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ！

ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥

夢見た悠々自適ゆうゆうじてきの年金生活は、

なぜか幽遊自虐ゆうゆうじぎゃくの年金生活にさま変わり‥

だがしか～し転ころんでもただでは起きないのが団塊だんかい育ちのいじましさ！

つかんだ節約せつやくテクニックを

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現役をしりぞき、

自宅にこもる時間が長くなってから

ネットをながめる機会が増えました。

そこで目につくのは、芸能人やスポーツ選手を

「○○ちゃん、○○くん」と呼んでる人が

やたら多いことです。

唯一の例外はナガシマサン！

私の世代は、芸能人やスポーツ選手の名を呼ぶときにはたいてい呼び捨てでした。

どんな大スターでも、偉大な選手でも呼び捨てでした。

王選手と長嶋選手

長嶋さんの都市伝説

5月24日に巨人の戸郷選手がノーヒットノーランを達成しましたが、長嶋さんが監督時代、槇原選手が完全試合を達成しています。その試合の途中、長嶋監督はベンチ内で選手に「いいか、槇原が緊張するから完全試合のことは口にするな」と、訓示したそうです。その選手の輪の中には槇原選手もいたそうです。

どういうわけか芸能人はフルネーム、スポーツ選手は苗字だけがほとんどでした。

美空ひばり、吉永小百合、大川橋蔵、王（貞治）、金田（正一）……。

私の場合、唯一の例外は「長嶋茂雄選手」です。

なぜか長嶋選手だけは「ナガシマサン」と呼んでいましたが、それはもう私にとって神様のような存在で、ほかの選手とはちがい、子どもごころに尊敬の念を抱いていたのだと思います。

近ごろはとくに若い子が中心だと思いますが、若い選手や芸能人に対して「〇〇くん」と呼ぶのが、ふつうにみられるようです。

まるで自分の友達か彼氏を呼ぶように「〇〇くん」と呼んでいます。

もちろん昔はSNSのようなものはなく、自分の考えや思いを文字で誰かに伝える機会なんてほとんどありません。

芸能人やスポーツ選手を生で見る機会も、いまほどは、というか田舎住まいの私にはほとんどなく、ブラウン管（テレビのことです）やスクリーン（映画のことです）上だけの存在でした。

彼我の世界が違うことを、子どもながらに実感していたのでしょうか。

いまではそんな非日常の存在ではなく、同じ世界に生きるひととして存在しているようです。

そういえばスポーツ界では、チームの同僚をファーストネームで呼ぶ選手が多いことも気になります。

選手同士はもちろん、監督やコーチまでがそう呼んでるのには、正直違和感しかありません。

もっとも、監督・コーチといっても私の子ども世代がほとんどですから、これも時の流れなのでしょうか……。

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