今月、ついにこの世に生きて半世紀がたってしまったぁクラッカー


40歳になる時は、急におばさんになってしまうようで歳をとることがとても怖かったし、年齢を聞かれてもよく誤魔化して、無理な若作りもしていたけど、50歳って意外とあっさり受け入れられたかも^^


なんか年をとるって嫌なことばっかりっと思ってたけど、

今は、そんなに悪いことばかりではないかなっと思えるようになってきた。


だって、この歳になったら、好きな男性には「好き、口説いちゃおうかなドキドキ」って言えるもん。

それが一回り以上若い男性にでもね。しかもデートにも誘えちゃうし。。。

まあ、相手からみたら明らかな安全牌という意識か、それてもボランティア???(笑)

こちらにしてみれば、何だっていいんだけどね。デートしたもん勝ちグッド!

刹那的(しかも一方的な)恋愛といえばそれまでだけど、それで十分。何かをのぞんでいるわけじゃないから、なんかそれだけでもハッピーな気分になれるしね。

今回もたまたま私の誕生日を知った何人かの男性に、おめでとうってメッセージもらったときは、すごくうれしくなっちゃった。なんかモテた気分。(本当に偶然知っただけなんだけどね)私って単純。

ただし時々デートしてくける本命はてなマークの年下くん、去年は熱いメールをくれたのに今年はうんともすんとも言ってこないんだけどぉ・・・。おーーーい。忘れられちゃったのかしら。まっ、これも流れというものかな。

諦めがいいのも歳をとったことの得点か^^


歳を追うごとに肉体は着実に老化し、白髪も、しわも増えるし、新陳代謝が悪くなり贅肉も増えて、

スタイルも悪くなる。まあ、若いときも決してスタイルはよくなかったけど・・・にひひ

そしておばさんと言われて、男性にチヤホヤラブラブされなくなる。

おいおい、じゃあ、若いときはチヤホヤされたのかいはてなマーク ナイナイハートブレイク


でもたくさんの時間を過ごしてきた分、それなりにいろんな人生も。

だから、今だったら、映画を見ても、ドラマを見ても、本を読んでも、その内容に自分の経験を添えることができ、若いときよりもずっといろんなことを感じることができる。失恋の寂しさも、年老いていくつらさもわかるもんね^^年配の人の中には古典を楽しむ人が多いというけれど、それは古典に心を重ねて読むことで、どんな時代にも変わらないその当時の人々の心を感じることができるからなのだと。

今だからこそ、楽しめることもあるんだよね。


ちなみに、「最近の若い人は・・・」と言っていた昔の大人の気持ちもよくわかるようになったし・・・^^


海外では50歳になった人のことをBig50というらしい。

若い頃にはまったく想像もしたこともなかった私の50代だけど、人生の折り返し地点だと思ってまだまだ人生楽しもう。 えっ、折り返しって、100歳まで生きるつもりかい???






会社をちょっぴり早退して、サントリーホールへ

久しぶりのクラシック 「東北応援チャリティ・コンサート 仙台フィルとともに~音譜


自らが被災した仙台フィル、そして本公演に賛同した有名な音楽家たちが集まってのイベント。

こんな華やかなメンバーのコンサートもそんなにないような気がする。

そこで発売と同時にチケットを入手したけれど、とれたのは舞台裏のP席ショック!

あまりよくない席だけど、チケットは2時間で完売したとの情報が・・・。

そんな入手困難だったんだから、とれただけでもありがたいかな。


コンサートは献奏花束からスタート。こういうことも初めて。。。


有名な曲をまた、それぞれを私でも知っている有名な音楽家たちが仙台フィルとともに演奏していく。

神聖な音色から、若い躍動感のあるヴァイオリニストヴァイオリンになったところから、ますます迫力が出てきた。

ある人のサイトに「メンデルスゾーン・ラフマニノフ・ブラームスは16型(第1ヴァオイリン16本)。
普通これらの曲は12型か14型」だと書いてあった。そうなんだぁ。だからいつも以上に迫力を感じるのかな。


そして圧巻はベートーベン。ベト7 と呼ばれているこの曲。のだめでも有名になった曲。

これだけきちんと聞いたのは初めてだったけれど、身体全身に響いたきらきら。圧巻!!

素人の私でも言葉ではあらわせないぐらいスゴイ感動目

音の中にそれぞれの気持ちが熱く語られているようだった。


それぞれの人がそれぞれの形でこの日本に活力を与えようとしているけれど、音というものもまた人のからだを奮い立たせ、そして心を救う大切な役割にもなるものだね。


なんか音楽家と楽器と観客とそして建物までが一体となったような迫力だった。


P席で見えた顔は指揮者だけ。、美しい高嶋ちさ子さんも、ほかの音楽家たちも背中哀愁の猫背 白しか見えなかったけれど、(ちょっとは振り向いてもらいたかったけどね(笑))

その分、普通では見られない指揮者の表情や激しい動きがよ~く感じられた。それはそれでよかったかも。

だって息遣いまで聞こえてくるんだもんねぇ。

全身で奏でた迫力満点の指揮者は、ベト7ベートーベンの演奏が終わったときには、もう息も絶え絶えになっていた。


短い時間に集結して開催されたコンサートだけど、さすがはプロたち。ブラボーグッド!

4時間近いコンサートも終わってみれはあっという間ラブラブ


コンサートのあとは余韻に浸ったまま、となりの全日空ホテル36F摩天楼のバーラウンジカクテルグラスで飲んでいたら

ぐらっ地震 わっ、地震(゚Ω゚;) えっ、もしかしてここから階段ガーン 短い揺れでホッ。一瞬あせったぁ。

でも、そのあと領収書を見たとたんに、再び “ぐらっ” (地震じゃないよ)

カクテル一杯 2000円 叫び


活力元気モリモリを与えてもらえるよい時間でした^^ 仙台フィル がんばれ~~


コンサートプログラムダウン


指揮/山下一史 管弦楽/仙台フィル


モーツァルト:フルートとハーブのための協奏曲ハ長調K.299より第1楽章

独奏/高木綾子(フルート) 吉野直子(ハーブ)


マネス:タイスの瞑想曲

独奏/高嶋ちさ子(ヴァイオリン)


J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043より第1楽章

独奏/加藤知子、漆原朝子(ヴァイオリン)


指揮/広上淳一 管弦楽/仙台フィルと音楽家有志による合同オーケストラ


メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64から第1楽章

独奏/三浦文彰(ヴァイオリン)


ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18から第2・第3楽章
独奏/小山実稚恵(ピアノ)


ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102から第1楽章
独奏/徳永二男(ヴァイオリン) 堤剛(チェロ)


ベートーヴェン: 交響曲第7番 イ短調op.92(全曲)







東京にしてはめずらしく雪の舞う寒い土曜日、ピアノコンサートへ浜離宮ホールまでお出かけ雪
年末のコンサートに出演して気になっていたピアニスト「長富彩」

感想は もう予想以上にすばらしかった。
あの可憐な外見からは想像できないような力強い音。
私はクラシックにも、ピアノにも詳しくはないけれど、それでも圧倒されるほどの音だったラブラブ!

さらに、彼女の魅力はピアノだけではなく、弾いているときの独特の表情もまたいい。
女子高生のようなあどけない風貌と、力強い音、そしてまるで違う世界にでもいっているような表情、この三位一体で、恐ろしいぐらいに陶酔させてもらった恋の矢
音が心の奥にまですごい勢いで染み込んできた。
第一部の最後の曲 イスラメイ は初めて聞いたのだけれど、最後のシーンではもう息もできないぐらいのパワー。終わった瞬間あまりの圧倒さに観客の息も空気もとまったかのようにも感じたけれど、
誰かの叫び声(たぶん「ブラボークラッカー」っと言っていたように聞こえたけど)で、息をすることを思い出した状態だった。そのあとは、まだ一部が終わったばかりだったのに、なりやまない拍手。

柔らかくとろけるようなピアノ演奏もあるけれど、彼女の音は、全力で走っているようなパワーがあった。どちらが好きかは好みだと思うけれど、私は彼女の演奏が大好き。

第2部は30分もかかる大曲。
こんなか細い体でよく引き続けられるなあっと。ピアニストはある意味、体力勝負なのかもね。

アンコール曲は リストの愛の夢。そして、私の大好きな曲 ラ・カンパネラ

彼女の弾く“鐘”の音は、美しく繊細で、けれどどんな音も埋もれることなく力強く鳴り響き、もう、涙が出てきそうなぐらいだった。

今回の曲目は

チャイコフスキー 
ピアノ曲集《指揮》-12の性格的描写 作品37bより6月「舟歌」/10月「秋の歌」

チャイコフスキー 花のワルツにもとづくパラフレーズ

グリンカ ひばり

バラキレフ イスラメイ

リスト ピアノソナタ ロ短調

You-tubeで2年前の彼女のラ・カンパネラを発見。
ナマで聞いた迫力は伝わらないかもしれないけれど・・・。

次はいつ東京でリサイタルをやってくれるのかなあ。待ち遠しい。。。