本日わ、地元の神社のお祭りにつき | バイクのりのり ネコまっしぐらっ

本日わ、地元の神社のお祭りにつき

自分の住むところわ、
全部で80戸ほどの小さな町内会なのぢゃが、
神社が周辺の町内会の氏神様を兼ねているので、
祭りの規模わ、結構大きい。

おまつり7








拙者、獅子舞保存会所属という事で、
朝5時に、体を清めに水に入る。

おまつり6
昔は町内会の中を通る川でやっていたらしいが、
今わ水かさが少ないので、堰に入る・・・。

この時期わ雪解け水のおかげで、
強烈に冷たい・・・。
前日、丁寧に水温を教えてくれた方がいらっしゃったが、
聞くんぢゃなかった。
リアルな数字を聞くと余計に冷たい。
なんと














8℃ orz


ものの数秒ザブンとつかって、
「つめてー!」と喚きながら、
すかさず出てくる。






堰って汚くない?
とよく聞かれるのが、
昔だって川にゴミを捨てていたし、
下流の方だから、大して違わないような気がして。
(と、言い聞かせているのぢゃが)







獅子わ二人でかぶる。

前の人が獅子頭、後ろの人はおっぱをやる。

ある程度の練習期間が必要で、

二人の息があわないと、カッコ悪くなる。

ただ練習だけでも上手くならず、

後わ回数をこなして、徐々に上手くなる感じ。

おまつり5







今日わ本祭りだけど、前日にわ「かどじし」といって、

獅子が町内会の一軒一軒を回り、

そのうちの20件ほどで、獅子舞をする。

当然、ものすごく体力を使う。

これをやるのが本舞と呼ばれる二人で、

この人達が獅子舞のメインを務める。

拙者わこの本舞を3年間やって、おととしから予備にまわった。

で予備の獅子も3年目になるので、今年で最後。

予備といっても、本祭りの時わ、本舞と同じように獅子を担いで

行列に加わり、二匹の獅子がお目見えする事になる。

おまつり1






行列の時わ、道端に人が集まって来る。

そこに獅子が通りかかった時に、

頭を下げて出てくる人がいるので、

獅子頭をその人の頭の上に持っていき、

「カンカン」と噛む。

これが厄除けになると言われ、

小さいお子さんのいる所だと、

子供を抱きかかえて獅子の方に寄ってくる。

当然子供わ獅子が怖くて泣き出すのぢゃが、

それもまた祭りの雰囲気を盛り上げる。






この獅子舞のハイライトわ十二段という、

木の枝を束ねた大きな供え物を獅子がかんで回る、

というものになるのだが、その前に、神社前での巫女舞がある。

おまつり4








その巫女舞が終わると、

獅子舞が始まり、一通りの舞が終わると、

今度わ、獅子が餅を差された木の枝の束をくわえて暴れる回る。

この時に奪った餅わ縁起がよいとされ、

子供達がいっせいにかかっていく。

たまに大人もかかっていくので、

喧嘩さながらの大騒ぎとなる。

昔わケガ人が当たり前のように出たらしいが、

近年わややおとなしくなっている。

とわいうものの、重い獅子頭をかぶって暴れまわるわけで、

獅子舞の人にとってわものすごくご苦労な役目になる。

おまつり3

したがってここでわ本舞と予備が入れ替わりながら、

この獅子舞を続ける事になる。

逃げ送れたり、近くにいる小さな子供を

獅子が口を開けてくわえ込み、

そのまま上に担ぎ上げる、というのが

この獅子舞の最大の見所である。

(勿論予備や青年団が一緒に手伝ってくれる)

これもまた厄除けになると言われ、

まだ首のすわってない我が子を

くわえてもらいたくて差し出す方もいる。

実際、獅子舞わ各地に色んな形で今も残っているが、

このように、人をくわえ込むというのわ、結構珍しいとの事。





それを何度か繰り返したあと、

最後に十二段をくわえ上げて神社前でのイベントわ終了。

暫しの休憩に入り、夜の行列に備える。





夜になると、この祭りのハイライトとなる、

「堤燈行列」が行われる。

おまつり2

主に子供達がこの堤燈を持って行列に参加する。

ここでわ先導の青年団の人達が煽り立て、

大声を上げながら町内をねり歩く。

最後に行列が神社に入ってお祭りわ終了。






今年わ早朝に土砂降りだったり、

所々で雨がぱらついたり、

おまけに雷もゴロゴロなりまくったけど、

外の行事の時わ、ことごとく雨が上がって、

無事、全ての行事が行われた。





年々祭りわ簡素化の方向に向かっているけど、

年に一度の大きなイベントでもあるし、

形を現代風にアレンジしながら、

なんとか続けていこうとする動きもある。





そんななか、獅子舞でお祭りに参加できた事わ、

拙者にとって、非常に大きな財産である。

恐らく、獅子舞の任も今年最後、という事で、

獅子の「おっぱげ」(おっぱをつくる木の棒)を記念にもらった。

これわ家宝モノぢゃよ。

いつか、拙者の子供が大きくなったら、

「わしもこれを使って獅子をかぶったもんぢゃ」

と教える日がくるかも知れない。
















って、これから嫁さんになってくれる人をさがさねばならずorz