橋本市長に存亡の危機に追い込まれた文楽は、以前は観客に床本を配ったことがあったが、現在は字幕が出るようだ、国立能楽堂では、前の座席に字幕が出るようになっていた。海外からのオペラや演劇の上演の時は、電光掲示板で字幕が舞台の近くに映し出される。言語による上演を楽しむことが出来るようになっている。

 今回、実用化を前提に試験運用されたのが、新システム「Zimakuウエア」であり、『眼鏡のように装着すると、右目前にある幅1センチ足らずの棒状ディスプレーに字幕が映り、視界と一体化。視点を字幕と舞台とで移動させる煩わしさがなく、周囲への光漏れもない。眼鏡に装着も可能だ。』という装置である。

 字幕を読み取ることが得意な聴覚障害者も、観劇の時に利用することができそうである。庁舎と一緒に、舞台上での演技を楽しむことができる。

 ノーマライゼーションの社会に一歩近づくことになる。

 なお、米内山氏が手話弁士を務めた映画『ひめゆり』の上映を看たことがあるが、手話を使った上映方式があることも忘れてはならない。