中田浩二と山瀬の移籍について | viva!! スポーツ天国

中田浩二と山瀬の移籍について

中田浩二がフランス1部リーグのオリンピック ドゥ マルセイユへの移籍が(ほぼ)決まった。
1/31で鹿島との契約が切れる為、移籍金\0での移籍らしい。


マルセイユが出して来た移籍金が2千数百万。契約切れ目前でのオファーだから、二束三文でのオファーである。でもこれは、ヨーロッパでは当たり前の事なのかも知れない。


マルセイユといえば、かつてはチャンピオンズカップ(当時)でチャンプにもなった事のあるクラブで(その後、八百長疑惑により、トヨタカップには準優勝のミランが来日)、フランスでも名門中の名門クラブだ。

そこからのオファーで、数日だが、練習にも参加した中田浩二は、トルシエが監督ということもあって、かなり移籍に前向きだった事だろう。

昔から切磋琢磨してきた、小野・稲本・高原が海外でそれなりの評価を受けてる姿を見てれば本人は行きたいよな~。


一方出て行かれる立場の鹿島はといえば、帝京からの高卒で入って約6年、手塩に掛けて日本代表にまで育て上げた結果、移籍金\0で出て行かれるんじゃたまったもんじゃない。

これは鹿島フロントが云々じゃなくて、日本の移籍ルールに問題があるんように思える。
国内(Jリーグ)の移籍に関しては、移籍後30ヶ月迄は移籍金が請求出来るそうである。が、海外(特にボスマン判決後のヨーロッパ)にはそんなルールは通用しない。

鹿島が当初設定した移籍金は3億を超えると言われていたが、それだって国内の移籍(係数等)に合わせて設定された移籍金のハズである。


数年前にも今回と同様なケースで選手が海外へ流出したケースがあった。
市原に在籍していた広山である。

その時も市原フロントがギャーギャー言っていたが、結局広山のセロ移籍は止められなかった。

今のままでは、同様な形での海内移籍(特に代表クラス)は増える一方だと思う。
今後、Jリーグは選手の移籍は海外移籍を睨んだルール作りを早急に進めるべきではなかろうか。



一方、山瀬の浦和から横浜への移籍だが、本人が、ゲガをしている間に浦和がステージチャンピオンになった(結果を残した)のが原因との事で、居場所が無い等により、他チームの評価を聞いてみたいとう事が始まりだったと思う。


浦和サポにすれば全然納得出来ない話だと思う。

確かに悲願のステージ優勝は果たしたが、横浜とのチャンピオンシップでは、少なからず山瀬の不在が響いた結果、年間チャンピオンを獲得する事が出来なかったと思っている。

よし、山瀬が戻ってきた来年(今年)こそは!
と思った矢先の山瀬の発言である。


色んなところで言われているが、札幌時代に世話になった岡ちゃんの下でやりたいという事が本音だろうか。
本音は本人にしか分からないだろうが、当たらずとも遠からずではないか。


自分が信頼している指揮官の下でやりたいと言うのは、何もサッカー選手に限った話じゃなく、サラリーマンだって同じ事を思っている。

だが、サラリーマンとサッカー選手の決定的な違いは、そこのサポーター・ファンが存在するという事だ。

浦和のサポーターは本当に山瀬の復活を心待ちにしていたはずである。
聞くところによると、ステージ優勝を決めた駒場では、不在選手のコールで真っ先に山瀬がコールされたとの事らしい。

山瀬が居れば、ナビスコも年間チャンピオンも本気で獲れたと思っていると思う。


それだけ、山瀬はサポーターから愛されていたのだが、今回の行動はそのサポーターに対する背任行為に思えてしまう。


本当に岡ちゃんの下でやりたかったのであれば、ハッキリサポーターにサヨナラの挨拶をして、浦和に対してけじめを付けるべきではなかったのか。
少なくとも「浦和には満足しているが、他クラブの評価も聞いてみたい」等の"言い訳"を言うべきではなかったと思う。



今はまだ浦和ホームの浦和と横浜のリーグ戦は何時なのか決定はしていないが、恐らく最大級のブーイングで迎えられるはずである。

そのブーイングを黙らせるも、永遠と浴び続けるも山瀬のプレーひとつである。