8月は亡き母の誕生日と、
父の命日があり、
また、終戦記念日には、
両親の遺影を眺めながら
東京大空襲、大阪大空襲を体験した父と母の
若い頃を想像したり…
そんなわけで、
いつもは質素な仏壇のお供えですが、
今月は両親が好きだった料理を作るなどして、
ちょっとだけ特別なお供えをしておりました。
特に13日から17日の間は、
「どこか近くに来てるのかな?」
なんて思いながら、
あたりを見回したりしてみましたが、
特に何も起こるはずはなく
(何か起きたら、それはそれでコワいですが)
平穏に過ぎました。
そもそも、亡くなった人たちが
お盆にあの世から帰ってくる…という話は
あくまでも空想でしかないのだし、
むしろ、おなじ“空想”ならば、
「生まれ変わり」の方が魅力的だな
…と私は思っています。
昨年、母の葬儀を終えて、
お骨を抱えて自宅に帰ってきたとき、
山下達郎の「REBORN」という歌が
ラジオから流れていました。
*山下達郎自身が歌っているバージョンは
YOU TUBEでは見つからなかったので、
門脇麦が歌っているバージョンを添えておきます。
あの日、この歌を聴きながら見上げた空を
一生忘れることはありませんし、
父と母の魂が、
どこか遠い空の彼方で安らかに
私を見守ってくれている
…という空想は、
時には、とても大きな慰めになってくれます。
でも、
遠い空から私のことを見守るよりも、
二人とも生まれ変わって、
再び、この世のどこかで、
新たな人生を歩んでいるのではないか
…という空想を思い描くほうが、
私にとっては幸せなことです。
父と母が、かつて戦争のために
謳歌することのできなかった青春を
思う存分に体験できるような
そんな人生を歩み直していてくれたら…
そう願うからです。
今年の8月、私は
街を歩くたびに何度も空を見上げ、
どこかで生まれ変わった父と母が、
今、この空を見上げているかも知れない
…そんな空想を思い描いていて、
そのことが何よりも私を慰めてくれたのでした。
