夫が帰国の3日前から高熱を出しました。

最初は体温計が38度台を指し、食欲も減退していました。

菓子パンと果物と水とアクエリアスなどしか食べることが出来ませんでした。

彼は連日、ビールを何杯も飲み、前日には暑い中で浅草へ出かけたため、ただの二日酔いや軽度の熱中症だろうと思っていました。

夫は熱があるにも関わらず横になることなく、お気に入りのギター関連のYouTube動画を何時間も見ていました。

コロナウイルスの症状とは異なる気がしていたので特にコロナ感染を疑っていませんでした。

(私たちは以前、オーストラリアでコロナに感染した経験があるため何故かコロナの心配はしていませんでした。)

私は薬局で熱を下げるためにEVEという薬を購入し彼に飲ませました。

体温は38度台から37度9分まで下がりましたが、すぐに再び38度台に戻ってしまいました。

私たちは2、3日寝れば熱が下がると安易に考えていました。

帰国前日まで予定が入っていたのですが夫の友達との約束は夫がキャンセルしました。

しかし、帰国前日に私の友達と夫も交えて会う約束をしていました。

夫はもちろん行くことは出来ませんが久しぶりに会う友達で今回を逃したら一生会えないかもしれないので私は1人で会いに行くことを決めました。

夫は朝早くから起き上がってYouTubeを見ていてその時は大丈夫そうだったということもあったので。

友達は前に愛媛に住んでいた友人で愛媛から引っ越した後も愛媛に帰ってきた時は必ず会っていた親しい友人でした。

新宿3丁目のカフェで待ち合わせし、その後くら寿司、レコード店に行きました。

久しぶりに会えて色々と話も出来楽しい時間を過ごしました。

友達は、次の友達に会うまでに時間がありもう少し私と一緒に過ごしたかったようなのですが、夫のことが気になったため早めに切り上げ、わざわざ八丈島から来てもらったのに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが家に戻りました。

帰ると夫が寝ていたのでそっと額に手を当てるとまだ熱は下がっていないようでした。

夫が起きたタイミングで熱を測ると39度になっていました。

私は彼に病院に行くべきか尋ねましたが、彼は翌日には熱が下がるだろうから病院には行かないと言いました。

明日は帰国の日!

熱が下がりますように。。。と祈りながら寝ました。

 

翌日、夫の友達が空港まで送ってくれるため約束の時間に迎えに来てくれました。

その時熱はまだ38度台でした。

取敢えず私と夫の友達で荷物を運び一緒に空港に向かいました。

車いす借りようかと言いましたが夫は歩けるからいらないといい空港カウンターまで歩いて行きました。

空港のカウンターで、熱があることを伝えると、体温計を渡され計ると39度4分もありました。

スタッフから、「38度以下の熱でなければ飛行機に乗れない」と言われ、「熱覚ましを飲んで30分から1時間後に熱が下がったことが確認出来れば飛行機に乗ることは可能です」と言ってくださったのですが、夫は体調が悪いため飛行機の予約をキャンセルすることを決断しました。

私たちは電話がないため、夫の友達が空港近くのホテルを2泊分手配してくれホテルに連れて行ってくれることになりました。

 

 

ええっ?嘘でしょ????どうすればいいの??ガーンガーン

 

次回へ続きます。