肥満は脳の炎症を加速する | 子どもと、高次脳機能障害の夫と、私(ver.2)

子どもと、高次脳機能障害の夫と、私(ver.2)

高次脳機能障害の夫との結婚、暮らし、仕事、子ども、山あり谷ありの毎日ですが、夫と出会えてよかった。

高次脳機能障害をもつ人は、

脳内につねに火種を抱えている状態です。

 

(正確な言葉でいうなら、

ミクログリア細胞が活性化された状態にあります)

 

 

この脳の火種が

大火事にならないように、

日々の生活で管理していくことが

安定した生活・回復の鍵になります。

 

血糖値をコントロールしたり、

睡眠改善したり、

抗酸化対策したりね。

 

 

 

そこで、今回の本題。

「肥満は火種にガソリンをくべる」笑い泣き

 

 

私、高次脳機能障害はないけど、

肥満についてはだいぶ馴染みがございます...

 

そして、旦那もご多分に漏れず。

立派な肥満体...プラス高次脳。

 

 

 

最近の研究で、

肥満細胞は脂肪を貯めるだけでなく、

ほかの細胞とコミュニケーションをとる

アディポカインという物質を分泌していることが

わかってきました。

 

食欲おさえていいよーとか、

ここに燃料がいっぱいあるよーとか、

そんなメッセージを発しているんですね。

 

 

そこまではいいですよね。

 

 

問題は、

肥満体型の人の肥満細胞は

炎症性のアディポカインを分泌しているということ。

(TNF-α、IL-1β、IL-6など)

 

炎症性物質、

つまり、火をつけろーというメッセージを発している。

ガソリンです炎

 

ということは、

太っているだけで、

脳内ではつねに火種にガソリンをくべている状態...

 

 

 

そして、

もう一つ関連してくるのが高脂肪食。

 

この場合の脂肪は、

魚油やえごま油ではなくて、

肉やサラダ油などに含まれる飽和脂肪酸のこと。

 

この飽和脂肪酸、

当然、肥満のもとになりやすいだけでなく、

実は、脳のバリア(血液脳関門)がゆるめの

視床周辺に直接入りこみます。

 

脳に脂肪が入りこむ!

 

するとどうなるかというと、

そこにいるミクログリア細胞が刺激され、

どんどん火種を大きくする。

脳内の炎症を促進してしまうのです。

 

 

 

おいしいからついつい手が伸びちゃう

揚げ物ですが、相応のリスクがありますねアセアセ

 

 

 

やっぱり

健康的な食事、健康的な体重。

あまりに基本だけど、

ただただ、これにつきる。

 

 

 

ちなみに体質改善をはじめてから、

夫は15kg、私は8kg、自然に脂肪を落とせましたー爆  笑キラキラ

(二人で小学生一人分男の子...)

 

生活も安定して、

お互い明るい気持ちで過ごせているので、

もしかしてこれも、

肥満細胞をおさえこんだ効果ですかね???