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jun1susumuの投資復習ブログ

日々のトレードの復習を書いていきます。

本日の株式市況

イブニング・コメント

8日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比215円 89銭(0.45%)安の4万7734円99銭だった。前日の米ハイテク株安が重荷となった。最 高値圏で推移するなか、節目の4万8000円近辺では利益確定目的の売りも出やすかっ た。一方、自民党総裁の高市早苗氏の政策運営が財政拡張的になるとの見方から、外 国為替市場では前日比で大幅に円安・ドル高が進んだ。輸出関連株などには買いが入 り、日経平均は前日比で上昇する場面もあった。
日経平均は前日までに連日で最高値を更新していた。ソフトバンクグループ(SBG) やアドテストなど、ここまでの上昇をけん引してきた銘柄に利益確定売りが優勢となった。 7日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数 (SOX)が下落したのも、東京市場での半導体関連株の重荷となった。
自民党の高市新総裁による政策は財政悪化につながるとの見方が市場で意識され ている。「『高市トレード』が一層加速すれば、過度な円安・ドル高と国内長期金利の上 昇(債券価格の下落)で『日本売り』が連想され、株式相場にも重荷となる」(りそなア セットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との声があった。
日経平均は前日の最高値(4万7950円)を上回り、4万8000円台で推移する場面も多 かった。外為市場では円の対ドル相場が1ドル=152円台と、約8カ月ぶりの安値をつ けた。自動車など輸出関連株の一角には買いが先行し、相場の支えとなった。市場で は「海外勢は半導体関連から、中小型株を含め幅広い業種に物色の裾野を広げてい た」(国内証券のトレーダー)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は7.75ポイント(0.24%)高の3235.66で、 連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数は反発し、2.98ポイント(0.21%)高の 1417.12で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆8674億円、売買高は22億1874万株だった。東 証プライムの値下がり銘柄数は999。値上がりは557、横ばいは60だった。
東エレクや信越化、富士フイルムは下げた。ファストリやKDDIも下落した。一方、フジ クラやリクルート、東京海上が上げた。ソニーGやコナミGも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕