カラフル。 | 言葉、紡ぐ詩

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☆tomo.のブログ★

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こんばんは、tomo,です顔












この間から、

夢中で読み進めていた文庫本読書










森 絵都さんの『カラフル』












ちょっと不思議な、

上界と下界が織りなす、

人間のためのお話。












――この地上では

だれもがだれかを

ちょっとずつ誤解したり、

されたりしながら

生きているのかもしれない。

それは気が遠くなるほど

さびしいことだけど、

だからこそうまくいく場合もある。――














死んだはずの魂が、

輪廻のサイクルに当選した。

誰かの命を引き継ぐことになった僕。


だけど、僕は僕の事を知らない。

身体を手放す時に全てを忘れてしまった。


見ず知らずの誰かの体を借りて

前世の自身の過ちを思い出せと。

思い出せたとき、輪廻のサイクルに戻り

無事、生まれ変わることができると。

















誰かの人生を生きていくうちに

どんどん見いだされていく

誤解・疑念・真実。


そして知っていく。

生きていかなければならない理由。

自分がここに在る。という存在意義。


「家で、家族が待っている。」


「早乙女君と同じ学校へ通うための受験勉強」


「書きかけの絵」


誰もに、

ひとりひとりに、

その命一つ一つに

生きていかなければならない理由がある。


だれにも僕を救えない。

だれもあてにならない。

信じてはいけない。

そう感じる日々が続いても・・・


生きる事よりも

死ぬことを考える方が楽でも

生より死の方が魅力的に思えても

それでも

自分が見出した、作り出した

様々な理由のために

生きていかなければならない。


複雑に絡み合った混合色。


カラフルに滲み合った明日へ。












読んでいくうちに、

少しずつ疑念が

解決していくうちに、

自分の中でもなにか

抱えていたものが

スッと消えていくような感覚に、

今までの最短時間で読み上げた、この本。


生と死の問題って

取り上げられることも多いけど

実際難しい問題だなと感じています。

そんな中、

この森 絵都さんの『カラフル』は

読み手を少し独特な、不思議な世界へ

連れていき、現実を優しく語り掛けてくれる

素敵な作品だなと思いましたハート2