私はね、ずっとあなたを
待ってるのかもしれないね。
帰らないあなたを。
戻るはずのないあなたを。
一人でいるのが平気なのは
きっと、心の何処かで
あなたの帰りを待ってるから。
雨の日も、雷の日も、
怖くないのはきっと、
あなたの帰りを待ってるから。
あなたの事、
思い出にした、つもりだったの。
胸の奥に追いやって
知らないふりしてたの。
私はね、ずっとあなたを
覚えているのかもしれないね。
優しいあなたを。
私を思って流した、その涙を。
あなたと過ごした景色も。
あなたの匂いも、温もりも、
あなたのいない世界に感じてるの。
補ってるの。別のなにかで。
ごめんね。
私はね、あなたを
思い出には出来ないの。
キレイ、さっぱり
洗い流せる記憶なんて
私の中にはないの。
ひとつひとつが
大事な、大切な宝物なの。