かわりに。乾いてゆくんだ、心も体も。放っておくと、知らず知らずに。それを教えてくれたのが、雨だった。頬を涙の代わりに濡らして、私の心を表してくれて。ありがとう。雨の中に飛び出して、いつまでも空を見上げてた。満ちてゆくんだ、心も体も。潤っていく、瞳も、肌も。流れなかった涙も、感情もいつの間にか流れてゆく。そして、土の奥深くに根付き、やがて、私色の花を咲かすんだ。頬を濡らしていくあなたは、私に潤いを、優しさを残して、 静かに、静かに溶けていく。