誰にでも
気付く瞬間があると思うんです。
自分の小ささに
自分の弱さに
自分の醜さに
―…
周りに飛び交っている
いろんな情報に全くついていけなくて
それでも必死に足を動かして
前へ進んでいこうと頑張るんだけど
それでも詰め込んだ身体は重く怠く
心が要らない容量で膨れ上がって
目も 耳も 全てを塞いで
まったく知らない別の世界へ
逃げ込みたくなることがある。
そんな時に出逢いたくなる人たちがいます。
『しあわせのパン』
傍にいること
隣り合わせで
分け合っていくこと
相手の思いを重んじること
そうして優しく語り掛けてくれるのは
自然の空気だったりする。
『綺麗。悔しいけどキレイ。』
月浦の景色は季節毎に色を変え
私たちに時の流れを教えてくれる。
そこでパンカフェを営む一組の夫婦と
そこを訪れる様々なお客さんたちは
複雑な心模様、混ざりあう優しさ、
共有していく思いを教えてくれる。
そうして観終わった後
必ずちょっとした勇気と優しさを
分け与えてもらえる。
そうしてまた立ち向かえる。
分け与えてもらった力で
また前へ進もうと思える。
大袈裟かもしれないけれど
大人になると自分を守る力が必要で
自分自身がつぶれないために
自分を奮い立たせる言葉やお話が
必要なのかもしれない。

