"どんなに辛いことがあっても
自分の事を要らないだなんて言わないで"
『私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、
この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、
この世にいるわけじゃない。
私は私。
あなたはあなた。
でも偶然が私たちを出会わせるなら、
それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、
それもまた同じように
素晴らしいことだ。』
グシュタルトの祈り。
父が子の為に紡いだ物語
子が生きていくために書いた物語
この物語を追っていけば
何か分かるのかもしれない。
アンが、物語を書く理由
「私、小さい頃からこの世界に
私は存在しないんじゃないかと思ってた。
言葉も笑顔も私の体を素通りしていくような
そんな感じが離れなかった。
でもね、お父さんの真似をして
お話を書いてる時だけは
私もこの世界に居ていいって、
生きててもいいって言われてる
ようなそんな気がするの。」
そうやって自分を生かし続けていた
幼いアンは知らないうちに大人になり成長した。
子供の心のままで、優しい清らかな心のままで。
紡いでいく事で繋がった2人の世界
追いかけていく事で結ばれた物語
病を背負った父が見つけた宝物
もう紡げないと思っていた
いくら物語の中だといえど
娘に会うなんて許されないと思っていた。
それでも、彼女の思いを知ったから
生き続けているアンがそこにいるから。
