会話ができる英語教師になりたい!
<大学2年 鈴木 智香さん ニュージーランド>
大学2年の春休みに3週間ニュージーランド・オークランドのカレッジ(中学/高校)で日本語教師アシスタントを経験しました。
住宅街の緑がとても美しく、道路をはさむ芝生には、ゴミが1つも落ちていません。スパーのビニール袋が舞っている・・・ペットボトルがあちこちに・・・歩きタバコの人がぽいっと投げ捨て・・・という光景はニュージーにはありません。
生徒たちは、とてもまじめで、男子生徒はちゃんとレディーファーストで接してくれて・・・ちょっと照れました。
私のつたない英語をしっかり聞き取ろうとしてくれる・・・私も彼らの日本語をしっかり聞き取ろう・・・少しでも役に立ちたい!と思いました。
国際交流には、言語は本当に大切だ・・・もっと英語を頑張ろう!強く感じました。
「ぜんぜん英語ができない・・・」と落ち込むと、担当のレイチェル先生が「日本語と英語としっかり2ヶ国語を話している・・・それだけですごい!海を超えて交流しようというその気持ちは、それだけですごい!下を向いてはダメ・・・笑顔でいればどんどん話しかけられる・・・英語を話す機会が増えるわよ・・・」とアドバイスしてくれました。
日本語教師アシスタントとして、日本語や日本文化を紹介しに行ったのですが、自分自身を省みる留学になりました。
将来の夢は、英語の教員です。
笑顔いっぱいに英語で会話できる先生になることです!
日本語教師アシスタントを体験して
<大学3年生 加藤 由佳さん オーストラリア>
ゴールドコースト郊外のカレッジ(中学/高校レベル)で、夏休みを利用して4週間「日本語の先生アシスタント」として活動してきました。
最初に驚いたのは、先生も生徒もみんなとてもフレンドリーに話しかけてくれたことです。
1日目は、自己紹介の連続で緊張しまくりでした・・・2日目はどうなるか?と思ったら
Ohayo!Yuka!! とどんどん声を掛けてくれて本当にうれしかったです。
日本語の授業では、教科書を読むというより実際の会話形式で行なわれていました。
私は、生徒からの質問に答えたりお手本やスピーキングパートナーとしての役割を担いました。
ホストチィーチャーが病欠した時には、折り紙紹介や「嵐」「AKB48」をDVDで紹介、かなり・・・受けていました!
憧れのオーストラリアで国際交流したい!と言う気持ちでプログラムに参加しました。
この経験を将来の職業にもつなげていきたいです。
オーストラリア 日本語教育事情
南半球に巨大な大陸がある!人々はそう信じて大陸を発見!面積は日本の22倍!
広大な荒野と自然、太陽が輝く美しい海・・・大陸に点在する大小の町が多民族国家として自然と調和しています。
「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地「エアーズロック」へは、一度は行ってみたい観光スポットでもあり、先住民族アボリジニの聖地でもあります。
ブリスベーンは、アジア系移民も多く仕事として日本と関わっている人も多数いるため、お互いの文化理解がしやすい地域です。
文教都市としてAUS国内でも有名。各種大学や語学学校が多くあり、世界からそして日本からの留学生も多く集まります。オーストラリアの学生街!とよく表現されています。
都市ながら自然とも共存していて、日帰りでいける島やビーチが周囲にたくさんあります。環境保護について関心が高い都市であるため、自然保護のボランティア活動が盛んに行われている街でもあります。
<日本語教育>
ニュージーランド(NZ)よりも日本語教育が進んでいます。
NZで使われている教科書は、AUSで作成されたものが多いのが現状です。
日本語は小学校からカリキュラムに取り入れられていますが、学校により異文化理解の授業として「日本語」を学ぶ場合、週に1-3回の日本語クラスの場合もあります。
(TOP留学センターでは、このような小学校に派遣する「日本文化紹介インターンプログラム」を運営している)
地域(田舎/都市部)に関係なく週4-5日間、日本語を積極的に勉強する小・中・高校が多く、世界でも日本語の授業が普通の学校でここまで成熟して行われているのは、オーストラリアが一番でしょう。
最近では、日本人が現地の大学で教職課程を履修し、現地学校で正式に教職員(日本語担当)として雇用される例も多く見られるようになりました。