鈴鹿4時間エンデューロレース | ディックのロードバイクと共に

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50代にして始めたロードバイク 。様々な艱難を克服した満身創痍のローディーが綴るブログです。興味を持たれましたら、どうぞご一読ください。

暁のリーダータワー。

〈猫店長写真より拝借〉

鈴鹿エンデューロレース。
昨年と違い、今年はCATチームでの参戦。
きー坊さん、トギさん、てっさん、私のメンバー4名1チーム。あとはCAT最速のヨネくん、タフなブルーベリーさんの2名が個人参戦。

京滋バイパス夜間通行止めにより、少し早めの午前3時にCATに集合して出発。
ドライバーは今年はレース出場をしない猫店長。猫号に乗っての移動は初めてなので、もしかしたら猫バスのように電線を伝ったり、ピョンピョンと飛び跳ねるかと思いきや、案外普通に走行。少し残念。

あ〜っという間に鈴鹿サーキット到着。



ピット裏のタープ下に陣営を確保して、まずはサーキット視察。



試走前なので、そりゃあ誰も走っていないわ。



振り返るとピット前は結構賑わいを見せていて、サイクルラックにも自転車が次々と並べられていました。




受付に来ると長い行列。猫店長が既に受付済ませてくれたので何もすることなくウロウロ。



販売物を見て回ろうかと思ったけど、各販売店まだ準備前。レース前に買おうとする人なんかいないんだろうね。



結局何もせずにCAT陣営で、差し入れのオヤツをモグモグして、お喋りしながら時間が過ぎるのを待っていました。しかし今年度マウンテンサイクリングin 乗鞍 年代別5位のヨネ君はモグモグはせず、入賞を目指してモクモクとローラーを回しておりレースに臨む心構えが違いました。



630から試走。鈴鹿初のきー坊さんに説明をしながら周回。でも1周したら、きー坊さんピューっと走り去っていってしまった。ゲッソリ エンジンがかかるのが遅い僕はマイペースで漕いでいたけど、スプーンカーブを越えたあたりで速いグループに吸収されて結局脚を使う羽目に。左のレーンを走っておくべきでしたね。
試走から結構飛ばすんですね と声かけると、いえまだアップですが と返される始末。あんたら何者やねん? 滝汗



2周回終えたら、他の人達の試走を見学。





そしてレーススタート前。
第一ライダーは、今年急激な伸びをみせている きー坊さん。(スタンド席に近い列の中央少し左寄りで両手を上げています)なんとか先頭集団に食いついてもらい、上手くバトンを渡してもらえれば との多大なる期待。



08034時間耐久レーススタート。
昨年の個人参戦の時は心拍が最も上がった瞬間。でも今年は気楽に見ていることができました。



4時間を走った昨年は最初の1時間を9分台で周回し、あとは完走を目指して10〜11分台で周回を続けたので、チーム参加の今年はもちろん周回タイムは8分台が目標、というか最低限の必達事項。



チーム戦は全員で走るため、脚力に差がある我々のチームは誰が何周回するかでギリギリまで調整。前日までにきー坊さんと綿密に建てたプランは早々に崩れ去ったので。

調整の結果1巡目はてっさんだけは2周で他の3名は3周、2巡目も1巡目と原則同じだけど、残り時間を見ながら臨機応変に調整。


きー坊さんから引き継いだ第二ライダーのトギさんがピットに入ってきて僕の出番。予定より戻ってくるのが遅いなぁと思っていたら、途中で脚が攣ってしまったとのこと。さすがに痛そうにされています。

一方アンクルベルトの受け渡しは事前の打ち合わせ通り、外すと装着を分担で行ない、手際良く行う我らがチーム。




そしてGO!
1周目はアップを兼ねて淡々と走り、2周目はパワーを240w程まで上げて周回。ゴールラインを越えてからラップタイムはなんぼかな とモニター見たら1周目からの積算タイム表示。ゲッソリ しかもラップを刻む音もしなかったことにも気づき、そこで初めてオートラップ設定にするのを忘れていたんだ! と認識。目標の8分台に行けたかが不明のまま(結局Stravaでは9分10秒でした)、3周目突入。この周で交代なので自身のタイムは残せないなぁと思っていたら、シケイン出口からのスプーンへのストレートで数人の速い集団に抜かれる。その中にソロのブルーベリさんがいるのを見つけたので、風除けとしてのアシストをしよう 1巡目最終ラップなので脚を使ってもいいや と思い、追いかけることに。でもやはり速い集団、なかなか差は詰めきれず、後ろから追いついてきた人の背後についてヘアピンの手前でようやく追いつく。

で、ブルーベリーさんに声をかけグループの先頭に出る。この集団は、僕、他の人、ブルーベリーさん、その他の人達の順番でヘアピンからデグナーに飛び込む。番手の方が前にも出ようとする気配がヒシヒシと感じられたので、下りを思い切り踏み込む。モニターでは450W超! しまった、これで脚使いきってしまった〜。




ホームストレートも途中まで先頭で登り、ブルーベリーさんにエールを送ってピットイン。脚ガクガクになってしまったけど、途中からハイスピードだったので、せめてゴールライン超えていればそれなりのタイムを残せたんだろうなぁと後で後悔。

ライダー交代後、2巡目が回ってくるまで一番1時間半くらい休めるかと思っていたら、トギさんが脚が痛いので走らないときー坊さんからの情報。えーとなると残り40分もないやんと絶句。
回復しきれないまま2巡目を迎え4周回。都合7周を走行したけれど、全て9分台で8分台には一度も乗せることができませんでした。最低必達目標をクリア出来ず、ヘナチョコです。

一方初参加のきー坊さんは8分台をいきなり連発。やはり成長著しく、これぞ韋駄天です。恐れ入りました。僕は出直しです。

2巡目後はパドックをウロウロしてたら、猫店長が真の姿をさらけ出して見物しているのを発見。唐草模様の風呂敷で背負っているのは大きな魚です。昨年はこれを2匹背負ってソロを走られていたんだからビックリです。



まだチームメイトが走っているけど、完全に弛緩モード。僕の今年の鈴鹿はこうして幕を閉じました。



レース結果は426チーム中83位。24周。

個人参加のヨネ君、ブルーベリーさん。どちらも途中でピットインしてきたのにはビックリ。特にヨネ君は周回7から8分台を維持、10位を走っていただけに3時間を過ぎてのピットインは残念でした。腹筋を使いすぎたのか、お腹が痛くなったとのこと。30分の休憩を挟んでまた走り、26周の結果。一桁台は確実だったんだけどなぁ。
ブルーベリーさんも9分台を維持していたのに、完走が主目的と途中休憩。それでも昨年の僕と同周回結果とはさすがです。しかも翌日は別のイベントに出て100キロ走るとのことでびっくりするやら呆れるやら。また来年頑張ってください。



ユニークなお土産を購入。




また来年!