昨年入籍したダンナの仕事の都合でロンドンにきました。まだまだ何もわからないのに、好奇心だけは人一倍!そんな著者が日々繰り広げる出来事を綴ります。
3月20日に帰国します。この日記サイトもおしまいにする予定です。
これからは今までどおり?mixiにて不定期で日記を書いていこうと思っています。(3月17日更新)
ロンドン総集編1
いよいよ明日帰国することになりました。今晩はヒースローの近くに泊まります。この5ヶ月間は自分にとって刺激的で楽しい日々を過ごすことができました(できたら移住したい・・・)
私にとっての大事な思い出は何といっても人との出会いでした。毎日語学学校に通っていたので、世界各国(韓国、フランス、ブラジル、トルコ、サウジアラビア・・・etc)からのクラスメートからの話は日本しか知らない私の価値観を大いに変えるものであったし、イギリス人やインド人、南アフリカから来た先生には英語だけではなく本当にたくさんのことを教えてもらいました。また、私のフラット(マンション)には24時間駐在の受付のおじさん達がいて挨拶ついでに日本の話をしたりして、いつもにこやかな笑顔に癒されたりしました。他にも道を聞かれた人、顔なじみのスーパーの店員さんやいつもジョークばっかり言うレストランのウェイターさんなどたくさんの人たちとの一期一会が、いい思い出になりました。
短い間でしたが、私が思う日本にはないロンドンの良さを挙げると、ここはさまざまな国籍を持つ人たちが世界中から集まる場所であるため、文化や宗教が違う人たちが共存しており、画一的な価値観に縛られることなく、日本にはない「自由な空気」を味わうことができました。また東京では困った人を見かけても干渉しないところがありますが、ロンドンでは皆で助けようとしたり、声をかけたりといったように知らない人同士の心理的な距離が近いのもいいところでした。
帰国後はまたつくばから都内に引越しをし、4月から忙しい仕事が待っています。この気持ちは楽しい夏休みが終わる気持ちに似ています。本当にロンドンから離れるのは寂しいですが、また何らかの機会で来ることができればと思っています。。
エジンバラへ!
もうそろそろ帰国が近づいてきました。正直言って、「帰りたくない!」の一言です。
ダンナと一緒に、残りの日数を数えてはため息をついています。住めば都という事なのでしょうか。これほどロンドン生活に馴染むとは思いませんでした。
ところで週末はロンドンより北へ飛行機で2時間のところにあるエジンバラに行ってきました。300年ほど昔の石造りの建物が並ぶ素敵な街でした。ところで、ロンドンの本屋で見かける東京のガイド本や航空会社のVisit Japanのキャンペーンを見ると京都の舞妓さんと並んで名物?とされるのは新宿歌舞伎町のネオン街であることをご存知でしょうか?「テレクラ」の大きなネオンであったりいかがわしい文字が並ぶ看板だったりします・・・。日本のあまりにも無頓着な景観に対しての考えが観光名物になるとはなんとも皮肉です。それはともかくエジンバラでは観光の大きな目玉であるエジンバラ城に行ってみたり、名産であるスコッチウイスキーを味見!したりと一泊二日の短い旅でしたがかなり堪能できました。
↓エジンバラ城
Photo by
近況など
ずいぶんと日記をご無沙汰していましたが、元気にしています。
先週は日本から友達が遊びに来て、かなりの?過密スケジュールでロンドンのあらゆるところを歩きました。おかげさまで、少しやせました(笑)
また、来週で学校が終わる韓国人の友達の歓送会を我が家で開きました。
友達二人とレスタースクエアのチャイナタウンに食材を買出しにいき(横浜のチャイナタウンよりかなりディープ!)、なかなかこちらでは手に入りにくいイカやにらを買いました。
友達が韓国の家庭料理を作ってくれるとのことで、我が家でイカとニラのチヂミとキムチスープ、豚肉を味噌漬けにして焼いたものを作ってくれたのですが、どれもかなりおいしかったです。お酒も久しぶりに随分飲みました。
昨日は、ハカセタロウのコンサートに行ってきました。
すごく安くてなんと12ポンドだったのです。席もまずまず。行ってみると予想通り日本人が9割といったところでしょうか。おなじみのANAのテーマソングAnother Skyやエトピリカなどを演奏していました。
最近のささやかなマイブームで、ランチでいろんな店を発掘しています。
このあたりのビジネスマンや地元の人たちが来るお店に入ると、日本のランチのレベルは高いんだなぁなんて実感します。働いていた頃はお客さんの会社が神田にあったので、1000円出すと、かなりのボリュームでそれなりのおいしいものに出会えていました(ただし諸事情があって、気分的に楽しくランチしていたわけではないのですが・・・・笑) 日本人どころかアジア人が一人もいない日本料理屋にいったときは、これは日本料理じゃないよ!!といいたいくらいの代物でした。
しかしながら、いろんな食べ物があり、いろんな人たちの中に混じって、お昼を食べるのも楽しいものです。
18年ぶりの大雪
ロンドンは昨夜から雪が降り続き、今朝は一面銀世界でした。
その後も雪が降り続き、電車もバスも全部ストップしてしまいました。ヒースロー空港も封鎖されました。
学校も3000校が休校、360万人が会社に行けなかったようです。
私もダンナも今日は休みです。
ロンドンは東京よりも公共交通機関に頼るところが多く、バスと地下鉄が止まったら身動きが取れなくなるのです。
ニュースでは今日一日の経済活動が止まったことに対する非難の声もありますが(日本よりも景気が悪いので・・・)、人々はこの記録的な大雪の写真を撮ったり、犬の散歩に行ったり、雪だるまを作ったり、そりに乗ったりと楽しそうに過ごしていました。
↓雪の中でも家の前を通る馬たち よく馬に乗った人たちに出くわすことがあります。何があるんだろう???
↓スーパーに行った帰りに撮ったもの
スーパーでお買い物
今日はいつもバスで行くセインズベリーSainsburry’sという巨大スーパーに歩いていきました。最近は運動を意識的にするように心がけていて休みの日はダンナと近くの公園を走ったりしています。小さい頃から走るのと家庭的な事がとっても苦手だったのですが、今となっては不思議なことに料理もするようになったり、ジョギングとかしているので人は結構変わるものです。さて、セインズベリーは、スーパー大好きの私にとっては何時間いても飽きないのですが、なんといっても種類の多さと安さが特徴的です。例えば卵を選ぶにしても、サイズがS、M、L、XLとあり、さらにオーガニック、格安なもの、高級そうなもの・・・etcと20種類ほどあるのです。この中から選び出すのは結構たいへんで、どれにしようかうーん・・・と悩んでいたら同じように選んでいたおじさんに「選ぶの難しいよねぇ。(Difficult to choose)」と言われました(ロンドンは知らない人でも結構気軽に話しかけます。)また中級スーパーなので自社製品はとても安く、例えば、缶入りの豆スープが14ペンス(20円)、よく買うトマト缶が33ペンス(46円)といった感じです。今日は、カレーとカルボナーラの材料、サンドイッチの具(本場なので充実しています)などを買いました。
すでに洗ってあるので袋から出すだけ♪様々な野菜が混ぜてあり手軽なので、よく買っています。
これもお気に入りの一つ。いろんな種類の果物がカットされています。写真はりんご、ぶどう、いちご、ラズベリーとグァバスムージーが入ったもの
タワーブリッジにいく Tower bridge
最近はちょっと日記をご無沙汰していますが、元気にしています。
4日から学校も始まってダンナも一緒に2週間ほど同じ学校に通いました。新年度は今までのクラスも先生も変わってしまって、前のほうが良かったななんて思ったりもしますが、韓国人の同じ年の女の子ととても仲良くなって、ランチしに行ったりして色んな話しをするようになりました。彼女も自分と同じように仕事をしてきた人で、会社の話などをきいていると日本と変わらないなぁと思うことが多いです。この歳になって・・・というのは変ですが、国籍は違っていても、とても気の合う友達を見つけられたなぁと思っています。いつも細かいニュアンスを伝えるのが難しくてお互い頭を抱えることもしばしばですが、日本に帰ったら週末を利用して韓国に遊びに行くつもりです
先週はタワーブリッジとポートベローマーケットにいきました。タワーブリッジは跳ね橋で船が通るときに真ん中から橋がはねるように開閉するようになっています。景色が良かったので写真を撮りました。
遠くから観たタワーブリッジ↓
タワーブリッジ付近にある近代的な建物 左側の丸い建物はロンドン市庁舎 Greater London Authorityです。
↓右端の変わった形の建物は、ロンドンではかなり有名なガーキンといわれる建物です。
フランス旅行
さて、年末から年始にかけて一週間ほどフランスに行ってきました。昔、修学旅行ではロンドンから飛行機で移動しましたが、今回は海底トンネルを走るユーロスターでの移動です。ロンドンから3時間ほどで到着します。体調がそれほどよくなかったのもあって、ホテルでゆっくりしながらの旅行でしたが、フランスがどんな街なのか少し分かったような気がします。
今回フランス旅行で行ったところ
① カウントダウンパーティ 12月31日の23時ごろからみんなぞろぞろと街に出てきます。エッフェル塔や凱旋門を目標に手にシャンパンを持った人たちが地下鉄に乗り込み、特にあてもなく街をさまよう(笑) 感じです。私たちも、凱旋門あたりを23時まで歩きましたが、すごく周りは盛り上がっていました。
② サヴォワ邸へ ダンナが行きたいというので、コルビジェが設計した元個人の家であるサヴォワ邸へ行ってきました。パリからちょっと離れたポワシーという小さな田舎町にあり、駅からはバスに乗らずに頑張って20分ほど歩いてたどり着きました。建築のことはあまりよく分からないのですが、シンプルでありながら、どの角度から見ても美しい建物でした。近代的に見えますが、なんと80年前の作品です。
ポワシーの地図
サヴォワ邸
サヴォワ邸の中(どこかに私が。。。) 写真をちょっと大きくしてみた。
③ 写真を撮り忘れたのですが、いろんなレストランに行きました。ノルマンディ料理や中華(あんまりおいしくなかった)、フレンチなど。ロンドンも噂とは違って、最近はどこもおいしいと私は思っていますが、フランスはさらにおいしいところが多かったです。量も適量でした。
今回は「地球の歩き方」を参考にレストランを探したのですが、掲載されている所は、日本人スタッフが多いところが多かったように思います。日本人旅行者もたくさん見ました。
言葉の問題(フランス語しか表記がないことも!) や、ロンドン以上にのんびりゆっくりなところ (ある喫茶店では、オーダーをお願いするのに1時間ほど時間がかかった)にはちょっと辟易しますが、ちょっとおしゃれで優雅な感じなところが多かったです。また飲食店やブティックで日本人の女性が働いているのが目立ちました。他にもオルセー美術館やルーブル、エッフェル塔、ポンピドーセンターなどあらゆるところに行きました。
泊まったREGENAホテル ルーブルに近く部屋がきれいでなかなかよかったですが、観光の中心地ゆえ何もかも物価が高かったです。