【原文】
子曰 學而時習之 不亦説乎 有朋自遠方来 不亦楽乎 人不知而不慍 不亦君子乎

【書き下し文】
子曰わく
(し のたまわく)

学びて時に之を習う
(まなびてときに これをならう)

亦説ばしからずや
(また よろこばしからずや)

朋遠方より来る有り
(とも えんぽうよりきたるあり)

亦楽しからずや
(また たのしからずや)

人知らずして搵みず
(ひとしらずして うらみず)

亦君子ならずや
(また くんしならずや)

【訳】
孔子が仰るには、

学んだことを 時に復習することで より理解が深まる。
これは悦ばしい事だ。(※1)

同じ学問を学んでいる者が遠くからでも評判を聞きつけてやってくることもある。
そうなれば満足することができるだろう。

しかし 学んでいることを 他人が評価してくれなくても 腹を立ててはいけない。
そういう立派な人になりなさい。

※1:悦ばしいとは、ここでは 「わかった!」という いわゆる『アハ体験』的な感情。


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【1】 子曰 學而時習之 不亦説乎 有朋自遠方来 不亦楽乎 人不知而不慍 不亦君子乎

【2】 有子曰 其爲人也 孝弟而好犯上者 鮮矣 不好犯上而好作乱者 未之有也 君子務本 本立而道生 孝弟也者 其爲仁之本與

【3】 子曰 巧言令色 鮮矣仁

【4】 曾子曰 吾日三省吾身 爲人謀而忠乎 與朋友交言而不信乎 傳不習乎

【5】 子曰 道千乘之國 敬事而信 節用而愛人 使民以時

【6】 子曰 弟子入則孝 出則弟 謹而信 汎愛衆而親仁 行有餘力 則以學文

【7】 子夏曰 賢賢易色 事父母能竭其力 事君能致其身 與朋友交 言而有信 雖曰未學 吾必謂之學矣

【8】 子曰 君子不重則不威 學則不固 主忠信 無友不如己者 過則勿憚改

【9】 曾子曰 愼終追遠 民徳歸厚矣

【10】 子禽問於子貢曰 夫子至於是邦也 必聞其政 求之與 抑與之與 子貢曰 夫子温良恭儉譲以得之 夫子之求之也 其諸異乎人之求之與

【11】 子曰 父在觀其志 父沒觀其行 三年無改於父之道 可謂孝矣

【12】 有子曰 禮之用和爲貴 先王之道斯爲美 小大由之 有所不行 知和而和 不以禮節之 亦不可行也

【13】 有子曰 信近於義 言可復也 恭近於禮 遠恥辱也 因不失其親 亦可宗也

【14】 子曰 君子食無求飽 居無求安 敏於事而愼於言 就有道而正焉 可謂好學也已矣

【15】 子貢曰 貧而無諂 富而無驕 何如 子曰 可也 未若貧時樂道 富而好禮者也 子貢曰 詩云 如切如磋 如琢如磨 其斯之謂與 子曰 賜也 始可與言詩已矣 告諸往而知來者也

【16】 子曰 不患人之不己知 患己不知人也


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論語(ろんご)は、孔子とその弟子たちの言行をまとめた書物のこと。
儒教の基本中の基本である。20の章で構成されている。

学而第一(がくじ)
為政第二(いせい)
八佾第三(はちいつ)
里仁第四(りじん)
公冶長第五(こうやちょう)
雍也第六(ようや)
述而第七(じゅつじ)
泰伯第八(たいはく)
子罕第九(しかん)
郷党第十(きょうとう)
先進第十一(せんしん)
顔淵第十二(がんえん)
子路第十三(しろ)
憲問第十四(けんもん)
衛霊公第十五(えいれいこう)
季氏第十六(きし)
陽貨第十七(ようか)
微子第十八(びし)
子張第十九(しちょう)
堯曰第二十(ぎょうえつ)


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儒教(じゅきょう)とは、中国の孔子という人物が作った思想のことで『道徳』のあるべき姿をまとめたもので、仁・義・礼・智・信の5つの徳(五常)を高める心得である。

【仁】 思いやり
【義】 道理
【礼】 礼儀
【智】 勤勉
【信】 誠実

四書(ししょ)と呼ばれる4つの書物(「大学」「中庸」「論語」「孟子」)を入門の書としている。

大学
中庸
論語
孟子


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