得意先マスタは、SAP内において販売、出荷に関係する取引先をマスタ化したもの。
引合、見積、販売、出荷、請求及び仕入先への返品時に取引情報を自動で提案するために使用する。

得意先のアドレス情報(名称、住所、私書箱、電話番号、FAX番号、メールアドレスなど)、
銀行情報、運送情報、会計管理情報、支払い管理情報、税管理情報、販売管理情報、出荷管理情報、
請求管理情報、取引先機能(出荷先、請求先、支払人、エンドユーザなど)が管理されている。

アドレス情報に関しては「国際アドレスバージョン」の機能を使用して多言語で住所を管理することが出来る。

得意先マスタのデータ特性を決定する要素に勘定グループがある。

勘定グループは、以下の内容を制御している。
●マスタの入力項目の制御(表示・非表示・必須)
●得意先マスタの番号範囲
●有効取引先機能の割当
●ワンタイム得意先の可能性判定

会計管理情報、支払い管理情報、税管理情報は会社コードごとに設定ができる。
販売・出荷・請求管理情報、取引先機能は販売組織・流通チャネル・製品部門ごとに設定が出来る。

得意先マスタは、アーカイブ処理にてのみ物理削除が可能なので、
通常は「削除フラグ」を設定することによる論理削除が一般的。

また、取引を一時的に中断したい得意先があった場合はブロックフラグを指定することも出来る。
削除フラグ・ブロックフラグ共に解除をすることが可能。

また、マスタはデータ変更の際に変更履歴管理が行われるので
変更箇所を後々確認することが出来る。


SAP関係
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