久々に現役学生A20歳が面接に
来てくれた。


元気一杯の笑顔と陸上で鍛えた
身体は、なんとも眩しい存在である。






やる気と元気があっても、お客様に

対応出来るかは、別の話である。 



お金を頂くということは、その代償に価値

が存在しなければ、独りよがりの

結果になってしまい、

閉店という末路に一直線だ。






勿論、最初からお金を稼げるレベルの人

など、ごく少数だと思う。


昔やんちゃだった人達が、

キャバクラの女性達を連れて、

飲みに来てくれる。



百戦錬磨のこの人達に連れ回され


危険と隣り合わせのスレスレの
やり取りの中で培った能力と根性は
いつも接客しているお客様の席で、

どんなギャップを感じ

お客様の本質を、ある意味理解してしまい

上手く確信に触れさせないテクニックと

交わし方は今後、莫大なお金と魔力を

産むのだろうと納得させられる。






DHI制のないセリーグのピッチャーと

パリーグのピッチャーの実力差を見れば

一目瞭然だと思う。




人間は環境と誰に出逢えるかが

運と縁と呼ばれているものだと

思う。


Aを団体のお客様の席に座ってもらい
何か掴んで欲しいなと考えていた
何気に隣のお客様と盛り上がって来た。
お客様は30代で余り飲み慣れていない人に思えた。
すぐに話は途絶えてしまうのかと覚悟していたのだが、何気に続いていた。
それに伴い、表情も声の大きさも
お金を頂けるレベル迄に思えた。



こんな経験を沢山積んで、

大人になっていくのだろうと、

少し先の未来を想像した。








お客様が言っていたのだが、

20代前半の女子は世の中に期待も

夢も感じていない。



だから、目の前の現実に本気で

向き合い、そこから何か掴み取ろうと

必死なので、面白い。

擬似恋愛でなく

現実の行動を仕掛けてくると

喜んでいた。







客席でラブホテルの話になり

Aがいきなり「割り勘です」と

「こんな金額で大きな顔されるの嫌なのです」

この言葉に一同大爆笑で最高に受けた

言葉でした。



時代は確実に

自分ファーストに真っしぐら

私も取り残されないように

ラブホテルに割り勘でいくぞ。











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