7月1日 (水曜日)
今日、会えるって勝手に思い込んでいた。
しかし今夜も彼女は居なかった。
『騒ぎが治まったら又来ますよっ。』
それが彼女と会った時に最後に彼女が言った時の言葉だった。
自分達が住んでる街は皆、生活に注意や意識をしながらだけど落ち着いた感じになった。
でも最近、都会の方が何か雲行きが怪しく再び又じわりじわり感染者が増えている。
こればっかりは流石に俺でもどうしようも出来ない。
もしも自分の残りの寿命が何年か縮む事で世界の騒ぎが治まって全て消えるのなら、俺はそれでもかまわない。
それで彼女に又、会えるのなら俺は盾にでも橋にでも何だってなれる。
身代わりになれるならそれだけで幸せ。
そんなの無理な話だから祈る事くらいしか出来ないけど…
会いたい。