33歳で肺がんになった関西サラリーマンの闘病記 -3ページ目

入院4日目

今日は朝600ミリリットル胸水を抜きました。

4日間で約2リットル!

今日からポンプ吸引で抜いていきます。

外は寒いみたいだけど、病室の窓から昼に注ぎ込む日光の下で寝るのはとても気持ちいい幸せのひとときです。

入院3日目

今日は朝400ミリリットル胸水を抜きました。
3日間で約1.5リットルです。

まだまだ出そう。

痛み止めは相変わらず「カロナール2錠」を飲んでます。


昨日の血液検査の結果は
ALP 467
LDH 276

で高く、3ヶ月抗がん剤治療できてないからか、骨転移が進んでいるかもしれないとのこと。

ガッカリやな(悲)

入院2日目

昨日、胸水ドレナージで一旦500ミリリットルの胸水を抜きました。

今日も朝500ミリリットル抜きました。

まだまだ出そうだな。

管を挿してるところが痛いので、痛み止めの「カロナール2錠」をだいたい6時間おきに飲んで我慢してます。

食欲はあまりなくて病院食を6割くらい食べてます。

本日の胸水ドレナージ無事終了

今日は9時に入院して同意書書いて、13時から胸水ドレナージしました。
時間は30分

今は胸に管が入ってて水を溜めるバッグにつながってます。

管を挿してるところが痛いので痛み止めを飲んでゆっくりします。

明日から入院

今日は、仕事はほどほどに済ませ、早退してきました。


12月に入院したばかりなので、入院準備は慣れたもので、すでに万全。


今から夕食を食べて、ゆっくり風呂に入って、ぐっすり寝たいと思います。


明日は、午後から胸水ドレナージ(手術) 


 左肺に溜まった水(胸水)を出すために、

左肺にチューブ(管)を入れてバケツに水を出すことになります。


 部分麻酔で、30分か1時間くらいで終わります。


 手術が終わって痛みが落ち着いたら、携帯からブログ更新したいと思います。


 では、不安だけど頑張ります!かお

今までの僕の肺がん治療経過です

明日は仕事に行って、2/2から2週間程度入院です。


入院中は、携帯からアップする予定です。体調次第ですけどね。


昨年12月に37歳になりましたがく~(落胆した顔)

2006年11月の手術から3年2ヶ月

とりあえずまだ生きてます!!わーい(嬉しい顔)

僕の今までの治療経緯を書いておきます。
毎日だるさはありますが、治療を粘り強く頑張ってます。仕事もしてます。

明日が来るって奇跡。健康・家族が一番


2006/9   健康診断で肺に怪しい影が見つかり、その後、肺がんと診断される。


2006/11/29 肺の右中葉全摘


2006/12~2007/3

 抗がん剤(パラプラチン+パクリタキセル 4クール実施)


この間は経過観察で、2008/4に脳やリンパ、骨への転移が見つかる


2008/6~2008/9

 抗がん剤(パラプラチン+パクリタキセル 4クール実施)

2008/10/27~

 抗がん剤 イレッサ服用開始(1日1回寝る前)

2009/2/2~2/20

 右腰(右腸骨) 放射線治療 2.5GRy*14回=35GRy

2009/3/11 脳MRI検査

2009/3/17 胸、腹MRI検査、診察
   脳↑ リンパ→ 肺↓

⇒脳MRI 大きめの3箇所は影が薄く小さくなっている(良) イレッサ効果!


⇒胸(リンパ) 右側・・・微妙に大きくなっているか変化なし。
         左側・・・小さくなっている。

⇒胸(肺) 肺の中にあやしい?影が見られる。様子見

2009/4/28 レントゲン、血液検査

2009/5/8 CT検査(胸、腹) 悪い↓

⇒胸部については、両肺に転々と(点々と)腫瘍が見られる。
   これが咳の原因と思われる。

⇒腹部については、肝臓、副腎などは問題なし。

2009/5/8 抗がん剤 イレッサ服用中止(耐性で効果がなくなったと思われるため中止)

2009/5/8~ 丸山ワクチン接種開始(A,Bタイプ交互皮下注射)

2009/5/21 抗がん剤 ドセタキセル1回目

2009/6/11 抗がん剤 ドセタキセル2回目

2009/6/26 CT検査(胸) 少し改善↑

2009/7/2 抗がん剤 ドセタキセル3回目

2009/7/23 抗がん剤 ドセタキセル4回目

2009/8/5 CT検査(胸) さらに改善↑

⇒胸部(肺の中)については、両肺に転々と(点々と)腫瘍が見られたが
  今回は減少している。 ドセタキセル効果?

⇒心のう水(心臓のまわりの水) 減少 ドセタキセルか利尿剤効果?

⇒胸水(肺の中の水) 減少 ドセタキセルか利尿剤効果?

2009/8/13 抗がん剤 ドセタキセル5回目

2009/8/26 脳MRI検査、骨シンチ検査

2009/8/29

 脳MRI検査結果 ⇒腫瘍の影(2箇所)は薄くなっており、良くなっている↑

  骨シンチ検査 ⇒腰、背骨への転移がひどくなっている。

2009/9/3 抗がん剤 ドセタキセル6回目


2009/10/1 抗がん剤 ドセタキセル7回目


2009/10/14~11/4

  胸椎、脊椎の放射線治療(2.5GRy×15回=37.5GRy)


2009/10/26 CT検査(胸、腹)

①胸⇒肺の中・・・腫瘍が減っており、良くなっている↑

②胸⇒胸の左右のリンパ節・・・腫瘍が小さくなっており、良くなっている↑

③胸⇒首の左側のリンパの腫れ・・・腫瘍が小さくなっており、良くなっている↑

④腹⇒転移の可能性の高い肝臓、副腎とも異常なし。


2009/11/12 抗がん剤 ドセタキセル8回目


2009/12/3 抗がん剤 ドセタキセル9回目中止

         (胸水が溜まっているため)


2009/12/9~12/26

 入院して、左肺の胸水ドレナージ、胸膜癒着を実施

  ⇒胸水のドレン量 合計 約4リットル

  ⇒胸膜癒着 失敗


2010/2/2~2/19

 再入院して、左肺の胸水ドレナージ、胸膜癒着を実施予定

2008年4月から脳の放射線治療開始

全脳照射の副作用は大きくて、できればやりたくなかったので


母親と他の病院でセカンドオピニオンを実施した。


どこの病院でも、医者は、脳のMRI画像を見て
がん細胞の数が多くて(十数個)小さいため、
ガンマ治療やハイパーナイフ等の局所治療ではなく「全脳照射」を薦めた。



嫌だったが、僕は、全脳照射を実施することに決めた。

そして2008/4~全脳照射治療(2.5グレイ×15回=37.5グレイ)を開始。


4/28  2.5Gy(グレイ)  1回目
4/30  2.5Gy(グレイ)   2回目
5/2  2.5Gy(グレイ)   3回目
5/7  2.5Gy(グレイ)   4回目
5/8  2.5Gy(グレイ)   5回目
5/9  2.5Gy(グレイ)   6回目
5/12  2.5Gy(グレイ)   7回目
5/13  2.5Gy(グレイ)   8回目
5/14  2.5Gy(グレイ)   9回目
5/15  2.5Gy(グレイ) 10回目
5/16  2.5Gy(グレイ) 11回目
5/19  2.5Gy(グレイ) 12回目
5/20  2.5Gy(グレイ) 13回目
5/21  2.5Gy(グレイ) 14回目
5/22  2.5Gy(グレイ) 15回目



5月中旬以降は、毎日頭がボーッとして眠く、食欲もなくなったので、

ステロイド系の薬を飲んで抑えることになった。
 ○リンデロン錠
 ○バクタ錠
 ○タケプロン錠


体が重く、頭がボーッとしていたガーン

2008年4月の緊急検査の結果は再発か!?

2008年4月11日、検査結果がついに分かった。

1.PET検査⇒結果:陽性
2.脳MRI⇒結果:陽性
3.骨MRI⇒結果:陽性
4.腹部CT⇒結果:陰性


肺がんから脳と骨への転移だった。
脳、骨とも多数の転移があるとのこと。

最悪の結果になったがく~(落胆した顔)
頭は真っ白。
俺の命もそろそろ終わりかな。。。。もうやだ~(悲しい顔)



主治医は淡々と脳の転移の治療を至急行うよう薦める。

治療方法は放射線治療。

脳に多数(十数個)の転移が見られるから、脳の一部に放射線を当てるのではなく
全脳照射といって頭全体に放射線を当てざるを得ないとのこと。

副作用は、脱毛や頭痛、将来の痴呆のリスク。

せっかく4ヶ月(2006年12月~2007年3月)も辛い抗がん剤治療に耐えてきたのに。。。。

2007年3月~2008年4月の1年間の僕の経過観察結果

僕の抗がん剤をやった後の血液検査の経過は下のとおりだった。



<2007年3月から2008年4月(1年間)の僕の血液検査結果>

    2007/3  4月  5月  8月  11月  2008/2  3月  4月
CEA  0.59,  0.77,  1.28,  2.32,  1.01,  1.01,  1.07,  1.5
SLX   31,   36,   33,   40,   39,   45,   42,   46


CEA 上限値  5
SLX 上限値 38 なので


SLXの値が8月以降、上限値を超えてるのは明らか

主治医も微妙に超えているが、「何とも言えない」とのことだった。

僕自身、最初は血液検査の誤差程度かと思っていたが、
一向に上限値を下回らないので不安になってきていた。


そしてついに2008年4月のCT検査で
 ”がんの再発が疑われる” ということで

すぐに全身の緊急検査をすることになった。

PET検査
脳MRI
骨MRI
腹部CT


その結果。。。。。


2007年3月の抗がん剤治療後は経過観察

ついに2006年12月~2007年3月の4ヶ月間にわたる辛い抗がん剤治療が終わった。

それから経過観察になった。

2ヶ月に1回くらいのペースで

1.血液検査
2.胸部CT撮影


でチェックした。

血液検査では、CEA,SLXという値をみて上限を超えていないかをチェックするんだ。

CEA 上限値  5
SLX 上限値 38



胸部CTは、がんが再発していないかを画像で判断する。

毎回の検査結果を聞くのは、患者にとって恐怖なんだがく~(落胆した顔)

多くの医者はこんな患者の恐怖なんて分かってないように思うもうやだ~(悲しい顔) 淡々と話すんだよなぁ。。