ゲーム史

ハドソン 天外魔境2編 パート2



前回、予期せぬエラーのため掲載出来ずにいたゲーム史のみを今回はアップ致します。



天外魔境2は、PCエンジンスーパーCD-ROM2システムの普及を促進させるためのキラータイトルとしてハドソンが制作した、大作RPGです。


このゲームは序盤こそ、まさに正統派の王道PRGなのでございますが、途中からほとんどのプレイヤーが「何かが違う」と勘付き出す事となります。

この「何かが・・・」という部分が前回書いた「」の事です。

この「毒」は、天外魔境2の脚本を担当した桝田省治氏の制作ノートにもちらりと書いてあるのですが、それを引用しつつ私なりに解釈してみます。


① エロい!
エロいと言っても、ただ単に美少女のセミヌードを堪能できる事ではなく、抽象的なエロスを感じるゲームって事です。

天外魔境2には、主人公の戦国卍丸よりも年上の女性キャラがかなり登場するのですが、その中には卍丸に男を感じる女性がいます。

その代表的なキャラが弁天様でしょう。



男って若い頃、年上の女性に魅力を感じる時期があるんですよね。
(///∇//)


もう1人います。

根の一族のはまぐり姫です。


女性ではまぐりと言えば・・・

当時、二十歳前後だった私はピンとくるものがありました。

後日、桝田省治氏の制作ノートを読んでみて・・・あながち間違いではなかったようです(;^_^A

ただ、はまぐり姫は多少なりとも可哀そうと思える部分もありまして・・・

非常に印象深いセリフを残して死んでいくんですよねぇ。



 

天外魔境2に出てくるキャラで「こいつ変だ!!」と思うヤツはいくらでも出てきますが、「こいつ狂ってる!!」というキャラで名前がすぐさま浮かぶヤツがいます。

根の一族のデューク・ペペです。


一見地味で、不潔感漂う中年の男です。

しかし、この男が天外魔境2で忘れられないボスキャラNO.1なのです!Σ(゚д゚;)

なぜこのような地味な敵キャラが、忘れられないのか?

それは・・・


「愛してるよ!卍丸!!」

のセリフに尽きるでしょう!

当初、デューク・ぺぺは妻のバーバラと共に卍丸達と戦いました。

左にいるちっこいのがペペです(=◇=;)

しかし、妻を卍丸達に倒された事により、その恨みから卍丸達をしつこく追いかけ回すようになるのです。

今で言う、ストーカーです!!

以後、様々な過程で根の一族からも裏切り者扱いにされ、精神的に追い込まれていき・・・


「愛しているよ!卍丸!!」に行き着いた訳です。

当時二十歳前後だった私は、こんなねちっこい大人にはなりたくないと思ってましたが、ここまで印象強いキャラになるとは思いもしませんでしたあせる




 
天外魔境2では、命を粗末に扱っているという批判があったそうです。

この事は後日知って驚いたのですが、当時私は「ゲームだしなぁ」と思いながら遊んでた記憶があります。

忘れている部分もあるのですが、ある村で村人に話しかけるとその村人が地中に飲み込まれていくというものがありました。

他のRPGなら村を出て再度入ればその村人は復活するでしょうし、またはそのエリアのボスを倒せば村人は復活するのでしょうけど、天外魔境2では決して復活する事はありませんでした。

こういった件で、リアルに死を感じるプレイヤーがいたのでしょうね。

ガンダムで、「少佐――」と叫びながら死んでいったジオン兵士がすごく印象に残っているのですが、天外魔境2でも同様な事が起きたのかもしれませんね?



 成長
ここでは、絹の覚醒シーンを採り上げます。

絹は純潔の鎖で自分の力を封印しているのですが、あるイベントでその力を解放します。

このイベントでは、例の虐殺シーンが流れます。

(他機種版ではカットされているシーンもあるらしいです)



このイベントで、どことなくバラバラだった4人の火の一族の心が、やっと1つになったのではないでしょうか?

成長とは精神的成長の事です。

個人的にすごく好きなシーンで、当時はメチャ興奮しながら遊んでましたo(^▽^)o




天外魔境2というゲームの魅力を紹介するというのは、すごく難しいんですよね(^_^;)

一見オーソドックなRPGですし、ビジュアル満載、豪華声優、CD音源を並べたところで今やそのようなゲームだらけですからね・・・汗




今回、紹介した事で天外魔境2が取っつき難いRPGだと思う方もいるかもしれませんが、そんな事はないです。

私は連日徹夜して遊んでましたし、やはり実際に遊ばないとその魅力は分からないものです。





天外魔境2には、他のRPGにはない泥臭さ力強さを感じ取れます。

「どんなに悲しくても腹は減る。女の体ってつくづく正直だ・・・。」

これは実際に天外魔境2の中にあるセリフで、桝田氏が1番好きなセリフでもあるそうです。




最後に無茶を承知で書きますが、ハドソンは消えてしまいましたが、真の天外魔境3の発売をファンは今でも待っていますよ!!





ゲーム史、ハドソン編は次回で最終回です(^-^)/


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