今回はダービー卿CTを圧勝し、重賞を初制覇したモーリスについて語りたいと思います。
最後の直線で、抜け出してから2着馬以下を引き離したあの末脚はかなり強烈で、3馬身半差をつけていたのですが、正直それ以上突き放していたような錯覚を感じさせました。
それぐらい、モーリスの末脚が凄かったんでしょうね。
このレースを勝った事により、安田記念への出走を期待する声が高まっているのですが、モーリスはただのマイラ―ではないと思っているファンは多いと思います。
と言うのも、この馬の血統を見ていると2000m以上の距離が合っているようにしか見えないんですよね。
父のスクリーンヒーローは、ジャパンCを人気薄で勝ったロベルト系種牡馬です。
ロベルト系種牡馬といえば、リアルシャダイやブライアンズタイムが有名ですが、スクリーンヒーローは、シルバーホーク⇒グラスワンダーの系統です。
あの強烈な末脚が印象深いからか、モーリスはグラスワンダーの隔世遺伝だと言うファンもいるようです。
私はどちらかと言うとスクリーンヒーローの牝系である、ダイナアクトレスからの影響が強いように感じます(あと、サンデーサイレンスもね)。
そして、モーリスの牝系はあのメジロの血統です。
モガミの血も入っていますし、サドラーズウェルズを筆頭に凱旋門賞を勝ったカーネギーが入っている訳ですから、バリバリのスタミナ血統ですし、重い馬場にも対処できるのではないかと見ています。
モーリスが中長距離が合うという根拠はここにあります。
ただ、モーリスの課題は気性の成長でしょうね。
あの飛び上がるようなスタートもそうですが、マイル戦でもやや行きたがっているように見えました。
現状で長い距離を走らせたら、掛る可能性は間違いなくあると思います。
モーリスの気性が成長したら、とんでもなく強い馬になるかもしれません。
これから、モーリスがどのような成長を見せるのか?
長い目で見て行こうと思います。

