2人のヒロイン、今回はイースⅡから登場したリリアを紹介します。
あの衝撃のOPで、鮮烈な印象を我々ユーザーに与えた訳ですから、一気に持って行ったという言い方がピッタリかもしれません。
↑ⅡのOPにて。有名な振り向き、微笑みでユーザーに強烈な印象を与えた。
では、ゲーム本編のリリアの役割りはどうだったのかと言うと・・・。
実は、シナリオ的にはそれほど重要な役割はありませんでした(アドルを介抱したという点では、それなりの役割りは果たしているかもしれませんが)。
Ⅱの序盤、リリアは命にかかわる重病を患っており、その病気を治すための薬の材料をアドルが見つけるイベントがある程度でしょうね。
しかし、これをきっかけにリリアはアドルに対する恋心が芽生える訳です。
結構シナリオ的に強引ですが、その後サルモンの神殿でアドルと再開します(魔物の人間狩りに遭い、捕らわれたらしい)。
そのまま、なぜか神官の子孫達とイースの中枢に乗り込み、アドルの最後の戦いを見届ける事になります。
設定上、リリアはランスの村に住む、普通の村娘です。
なぜ、胸騒ぎがして倒れているアドルを発見したのか?
なぜ、女神の指輪を女神から預かったのか?
色々な疑問が沸いてくるのですが、こういった疑問に対する明確な解答はどうやらないようです。
おそらく、開発者にとってリリアは動かしやすいキャラだったのかもしれませんね。
フィーナは女神という事もありますが、物語に深く関わっているヒロインだったのに対し、リリアはそこまでの深さは感じません。
言い方が悪いかもしれませんが、フィーナと比べると薄いイメージは否めません。
では、リリアのヒロインとしての役割は何だったのか?
それは、「イース」というゲームの知名度を上げた事だったと思います。
先に書きましたが、「イースⅡ」のOPは強烈なインパクトをユーザーや業界に与えました。
このOPは、その後のゲームの常識を一変させるほどの影響を持っていたのですが、そこで登場したリリアを見て、「イース」というゲームに興味をもったユーザーは数多くいたはずです(イースを遊びたいため、パソコンを買った人達もいます。私もその1人ですが
)。
また、日本ファルコムを代表するキャラクターになった事です。
ミスリリアというアイドルオーデションまで開催された訳ですから、その人気は本当に絶大でした。
日本ファルコムは、「イース」が発売される以前から既に「パソコンゲームの老舗」と言われるほどのブランド力を持っていました。
「イース」以降、さらにブランド力に厚みが増す訳ですが、リリアの存在はかなり大きかったはずです。
言わば、日本ファルコムのイメージガールのような見方もできますね。
2人のヒロイン、フィーナとリリア。
非常に対照的な2人でしたが、1つだけ言える事があります。
それは、2人とも「イース」というゲームに必要不可欠な存在(ヒロイン)、であるという事です。
次回は2人のヒロインの番外編として、もう1人の女神であり、根強い人気を持つレアを紹介します。





