会社の中田さんに借りて読みました。面白かったです。

先日姉に話したら、姉も読んでました。

私はこの人の本を読んだのは初めてだったのですが、有名な方みたいです。

名前から、勝手に男性だと思っていたら、女性でした。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%B8%C5%C4%CE%A6


この話は、中田さんの高校で実際にある「歩行際」をモデルにしているそう。

みんなで夜中ただひたすら歩く「歩行際」の中で、様々なドラマが展開します。


本の表装に、「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう・・・。」という登場人物のセリフが抜粋されています。

それを読んだ(実際には中田さんの口から聞いたのですが)とき、

作家である恩田陸さんの感性に共感してすごく読みたくなりました。

恩田さんは、感受性が強いということの豊かさ、すばらしさを知っている人なんだろうと勝手に思いました。


電車にのると、後ろに立ったおじさんがクチャクチャガムを噛んでいて、耳をふさぎたくなったり、飲んだ帰り道、ゴミが散乱した街角で目をそらしたり、息を止めたり。TVでは凶悪なニュースが毎日流れたり。

普通に現代を生きていると、自分の五感や思考を閉ざさなければやっていけないような場面が多いですが、それでも少しでも、感受性の扉を開けて暮らして行きたいと日々思います。


もしかすると、作品の主旨とは違うのかもしれないのですが、

私はこの作品から、私がいつも思っている「感受性を持っていきることのすばらしさ」を、

改めて教えてもらった気がします。