幸せな社会人生活を送るために(8) ~ウサギとカメが見ていたもの~ | 働きつづけるヒント/Top Counselings

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(株)トップカウンセリングスの設立メンバー・産業カウンセラーの、社会人経験にもとづく実感トーク。団塊ジュニア・Hanako世代・ポスト団塊のメンバーそれぞれが、順番にアップします。

おはようございます、カウンセラーのいわいです。
今週になって暖かさが戻ってきましたね。  去年植えたテラスのハーブの鉢も、ラベンダーが3つほど花を咲かせ出したり、ペパーミントも種から芽を出してきたりして、にぎやかになってきましたよ。 

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今日は帰宅する際の地下鉄の中で、偶然にも友人とバッタリ。 先方もかなり忙しい方なので、しばらくお会いしていませんでしたが、元気そうでなによりでした。 家も同じ方向だったので、一緒に最寄りの駅で降りで、少しの時間お茶をしながら仕事のこととかお話しができました。


さて、「社会人になる前に知っておきたいこと」のテーマで書いてきた内容も、あと次週で終了になる予定です。
今日のテーマは「ウサギとカメがみていたもの」というテーマについて書いてみます。

皆さんも「ウサギとカメ」のお話しはご存じですよね?
ウサギとカメが駆けっこをして、ウサギが油断をして昼寝をしていたら、その昼寝をしている間にカメに追い抜かれて負けてしまうというお話しですよね。

このお話しの言いたいことは、「能力があっても油断をしていてはいけない」とか「能力が低くてもコツコツ努力をしていれば報われる」といったところが一般的に思われています。


角度を変えて考えてみると、「ウサギはカメを見ていたのに対して、カメはゴールを見ていた」と考えることもできます。

カメは、初めからゴールに向かうことだけを考えていて、ウサギのことは関係なく進んでいた。 これに対してウサギはゴールよりもカメばかりを見ていた、気にしていたのです。

他人のことばかりを気にし過ぎたり、羨ましく思ったり、他人と自分を比較し過ぎたりしてはいませんか? 「自分は自分であって、人は人」なんです。 100人いえば、100の考え方、行動パターン、価値観…etc.があるんです。 

自分が考えた目標やゴールに向かっていくのは自分自身であって、他人ではありません。 自分のペースや考え方で進んでいけばいいんです。 ゴールの内容だって他人と自分では違います。

自分が決めた目標やゴールに向かって少しずつでもひたすら前に向かっていけばいいんですよ。