兵庫県三田市の北部にある

 

    千丈寺湖は晩秋から冬 

                                                   

                                             が私が最もお勧めしたい季節です。

 

千丈寺湖は大きく開いたVの字になる付け根の位置にダムサイトがあるのですが雨の多い時期にはダム湖の左に見える3本の橋の一番上まで帯水面が上がりますが、晩秋から冬場にかけては一番上の橋の少し下流から上は干上がる程に減水してしまいます。

 

然しながら、増水期に帯水面が上がると灌木が水没する事によって独特の景観が生まれて太陽位置が低い時間帯には面白い撮影ができる事もあります。

 

それに対して地図の中に千丈寺湖と表記されている方の帯水面は比較的減水による大きな変化は現れず岸辺の凹凸も変化に富んでいてしかも、ダムサイトからは東の方向に伸びている事から

 

 特に朝景を狙うには恵まれたロケーション

 

                                       だと思っています。

 

下の作品をご覧ください。

 

 ダムサイトから真東に広がる奥には

 

          特徴的な形の山

                            

                           

 

   湖面に映り込む風のない静かな朝

                                  

                    に

 

                     朝焼け朝霧

                   

                    

 

     彩を添える時に上手く居合わせると

            最高の気分になれる事間違いありません。

 

 

この山の間から満月が上る日に撮影した1枚を探しているのですが、いくら探しも見つからないのは

 

   2015年~2016年にかけての

         撮影データを私の不注意で紛失(多分削除 ? )

 

しているのでその中に入っていたのではないかと思っています。(大失敗です !!! )

 

 

 

 

 

 

上の1枚は私はまだ出掛けた事はありませんが福島県の朝霧で有名な只見川の霧幻峡を髣髴とさせる風情があると自画自賛しています。(笑い ! )

 

 

何かユーモラスな感じがして撮影した1枚ですが

 

 

 

        晩秋から冬場にかけて

     この撮影地をお勧めする理由    

 

千丈寺湖の周囲はすべて灌木が生い茂った林になっているので夏場は枝葉が茂りすぎて景色が暗く重くなってしまうのですが、

 

  晩秋から冬にかけては雑木林が紅葉して落葉すると

        林が明るくなって灌木の木肌が見える様になり

 

  太陽位置は夏場よりかなり低くなる事によって

        陰影のでき方が変化して平面的から立体的になり

 

  撮影時にそれらの木立がはっきりと見えるようになる

 

 

それが、私が好きな一番の理由だと思っています。

 

 

この作品はその様な時期に

 

     湖面に映り込む木立だけ  

 

                                    を望遠で狙ったものです。

 

今回ご紹介いたしました作品は数年に亘って撮り溜めたものから抜き出してご覧戴きましたが、行けば毎回上手く撮れるわけではなくやはり天候を先読みして撮りたいイメージに少しでも近づける様な季節と時間をいつも気に掛けています。

 

 

 

次回をどうしようかと思案していて思わぬ時間がかかってしまいましたが、丹後半島を少しご紹介いたします。