# 台風による被害が少しでも小さくなりますように窓の外の空を見ながら、胸の奥に小さな祈りが生まれました。どうか家が壊れるようなことになりませんように。どうか大水が出ませんように。どうか誰も怪我をしませんように。そして、どうか無事に通り過ぎてくれますように。そんな想いを抱きながら、ケルト十字を展開してみました。タロットは天気予報ではありません。未来を断定するものでもありません。けれど時折、私たちの心の深い場所にあるものを映し出してくれることがあります。---今回、スプレッドの中心に現れたのは**カップのクイーン。**カードを見た瞬間、胸の奥が静かに震えました。背後には海。手には大切そうに抱かれた聖杯。波はある。風もある。けれど彼女は慌てていません。怯えてもいません。ただ静かに存在しています。私はこの姿に、「恐れに飲み込まれない心」を感じました。嵐を否定するのではなく、嵐の中でも失わない静けさ。それが今回のスプレッドの中心に置かれていました。---顕在意識には**ペンタクルのナイト。**まるで「祈るだけではなく備えなさい」と言われているようでした。飲み水。懐中電灯。充電。避難経路の確認。足元を見つめながら、一歩ずつ確実に進む騎士。不安に心を奪われるのではなく、現実を丁寧に生きること。そこにこのカードの美しさがあります。---近未来には**ペンタクルのキング。**このカードを見たとき、大きな樹木の幹のような安心感を感じました。地面の奥深くまで根を下ろし、簡単には揺るがないもの。地域の支え。防災の積み重ね。人と人との助け合い。そんな力を象徴しているように思えました。---一方で、自分の位置には**ワンドの5。**これは私自身の心のざわめきだったかもしれません。台風情報。雨雲レーダー。進路予想。様々な情報が飛び交う中で、心も揺れます。不安にならないと言ったら嘘になります。けれど、そのざわめきを認めながらも、中心にはカップのクイーンがいる。そこが大切なのだと感じました。---そして結果に現れたのは**戦車。**戦車は強い力のカードです。白と黒。相反するエネルギーをひとつの方向へ導く存在。このカードを見たとき、私には「大きな力はやって来る。しかし、乗り越える力もまた存在する」という響きが伝わってきました。---今回のケルト十字を眺めていると、不思議と恐怖は感じませんでした。感じたのは、静かな祈りです。人は自然を支配できません。風を止めることも、雨を消すこともできません。だからこそ、祈るのでしょう。そして備えるのでしょう。---カードを片づける前、少しだけ目を閉じました。胸の奥に一本の縦軸が通る感覚。その静けさの中で、ただ願いました。どうか被害が最小限でありますように。どうか皆さまが守られますように。どうか無事に朝を迎えられますように。そして、この祈りが必要としている場所へ届きますように。🌀🙏✨


※タロットは気象予報や災害予測を目的とするものではありません。今回は祈りと内省のために展開した記録です。