色んなところに行くと、嫌いな人に必ず1、2人は会います。 ただ嫌なだけじゃなくて、狂おしいほど嫌な場合もありますよね。 「人生の技術のうち90%が私が嫌いな人とうまく過ごす方法に関するもの」という言葉もあり、見れば、結局私と違ったり私が好きでない人たちとどうすればうまく過ごすかが人間関係の核心技術のようです。



見るのも嫌な人がいない人はいないでしょう。 私も嫌な人が一人か二人いると、こんな悩みをするようになりました。 「どのようにこの人に接し、どのように過ごすべきか?」孔子はこのような状況で「嫌がることはできるが、彼にも良い点があると認めろ」と話します。 ごもっともなお言葉ですが、嫌だという感情が一度起こり始めると、孔子のお言葉も鬼さんの奈落を忘れるような音に聞こえることがあります。 そうするうちに、私が嫌いな人々、私に反対する人々に対する新しいアイデアを得ました。





レッドチームがあるそうです

本<タイタンの道具>を見ると「レッドチーム」という概念が出てきます。 レッドチームって何だよ。 インターネットの創始者とされる「マーク·アンドリーソン」が提案した概念ですが、(ちなみに彼はネットスケープの共同設立者です。 10億人以上が使用するソフトウェアを作り、数十億ドル規模の企業を多数設立してきました)彼は優れた人材を雇用し、社内に「レッドチームred team」というものを作ります。 レッドチームはこのような役割を果たします。 この決定で直面する可能性のあるさまざまな状況をシミュレートし、脆弱性を捕捉して戦略を見直します。 それを通じて代案を模索し、新しい洞察力を提供する役割です。 言葉は大げさですが、一言で言えば、決定者論理の弱点を掘り下げて非常に辛らつに批判する役割です。 率直に話しながら状況と提案を多角的に検討するのです。



例えば、同僚が新しいプロジェクトを持ってくれば、心の中では大丈夫だと思っても、一応辛辣に批判します。 批判する者、防御する者が絡み合って熱く戦いながら、その件が本当に大丈夫なのか検討します。 終盤に提案者が「ちぇっ、これは本当に大丈夫なことだってば!」と言えば拍手して退場するやり方です。 殺伐としてますよね? ここまでしなければならないのかと思うのですが、マークは社内レッドチームの攻撃を克服できなければ、世の中という本当に恐ろしいレッドチームにひざまずいてしまうと言います。 そう言いながらこんなことを言います。



「個人なら自分の考えと正反対の方向にいるような人を探して、3~5人ほど自分の最も大切な信念と哲学を粉々に砕いてくれるチームを作りなさい。 私と180度違うアイデア、価値、考えを持った人は私の成長に立派な滋養分を提供してくれます。“



この部分を読んで、頭の中がピカピカ!と明るくなりました。 この間、私と他の、反対される人々に接する度に不便な気持ちになってどうすれば良いか悩んできたのですが。 彼らをレッドチームにまとめてしまえばいいのです! レッドチームは私と違って、私と反対になるので、私が見られない部分を見られるように手伝ってくれる人たちです。 一緒にいると気持ちは不便かもしれませんが、だからこそ大切な人たちなのです。 私の枠を破ることができるように助けて、もっと強くなるようにする存在だからです。 私はここからもう一歩進みました。



「レッドチームだけじゃなくて グリーンチーム、ブルーチームを作ろう!」



レッドチームvsグリーンチームvsブルーチーム


レッドチームが私に不便さを抱かせ、私を刺激し、それで私の考えを拡張させてくれる人たちなら、グリーンチームは私と同じ指向点を持った人たちで私を支持し、一方だという安定感を持たせる人たちです。 一言で言えば、私の味方の人たちです。 家族、友達、彼氏、支持者などがこれに属します。(ゴールドチームもあります。)。 グリーンチームから一段階上のグループで、ゴールドチームは私の霊的成長に影響を及ぼす人々です。 師匠のような存在だといえます



ブルーチームもあります。 ブルーチームは不特定多数の人々です。 私と反対にもならないし、だからといって私の味方でもない人々。 曖昧だけど、だからといって害にはならない人たち。 これらの人々をブルーチームにまとめます。 潜在的にレッドチームになることもできるし、グリーンチームになることもできるが、現在は中立的な人々です。 彼らとは不便なこともなく、だからといって特に良いこともありませんが、ただ一緒に流れることができます。



このようにチームに分類したら、世の中で誰一人私の味方でない人がいなくなりました。 黒と白、良し悪しで区分するより、はるかに立体的に人々を把握する新しい概念ができたのです。 このアイデア、いかがですか?



知ってみればお互いに違う色を持った人たちであるだけで


レッドチーム、ブルーチーム、ゴールドチームを覚えてください。 これから誰に会っても、彼らを私が分類したチームに入れてしまうのです。



もし誰かが私を不快にさせると、その人をレッドチームです。 私の大切な部分に触れる人、私を不快にさせる人、私を攻撃する人。 彼らをすべて「レッドチーム」に入れてしまい、彼らが私の考えと信念を攻撃するようにします。 そのような理由はただ一つ。 彼らが私をもっと強くしてくれるからです。 「私を殺せないものは私をもっと強くするだけ」というニーチェの言葉もあるじゃないですか。



もし私のような志向点を持った人たちがいたら、彼らはグリーンチームに、私の人生に大きな影響を及ぼす人たちはゴールドチームに、その他不特定はすべてブルーチームに入れてしまうのです。



世の中に嫌いで良い人は仕方なく存在しますが、彼らを「嫌いで良い」と区分せず、色とりどりの多様な色彩を付与すれば世の中自体が新しく見える効果が生じます。 このように見ると、究極的に私の敵も同志もなく、ただ違う色を持った人々であるだけだということが分かります。 また、彼らは皆、結論的には私の味方だということも分かります。 色とりどりの人でいっぱいの世の中って、なんだかもっと楽しい気がしませんか?



皆さんにとってレッドチーム、グリーンチーム、ブルーチームは誰ですか?