最近、というか昔から、財テクとかお金を増やすことが流行っている。
そして、世間は増やしたお金で人々にもっと消費するように急き立てている。
そんな世間から、私は逆行しようとしている。
ショッピングは好きだけれど、基本「み~て~る~だ~け~」が多くなった。
最近、断捨離をしてから、捨てるときのことを考えて、あんまり物を買わなくなった。
買ったのに少しも使わなかったものを捨てるときの罪悪感たりゃ、ありゃしない。
数年前、買い道楽の祖母が亡くなったとき、誰も着ないような高価な和服が仕付け糸も切られないまま、仕舞ってあった。
ああ、この人はお金の使い方が下手だったんだなぁ、反面教師にしなきゃ、と強く思った。
同時に祖母は捨てられない性格の人で、百貨店の包装紙まで綺麗にたたんで残していた。
残された家族は、そういった遺品整理にかなり苦労した。
欲しいなと思ったとき、本当に使う?と自分に問いただす。
何着も服は必要ないし、何個も鞄は必要ない。
化粧品の新製品は気になるけれど、試すだけ。
ハンドクリームは最後まで使う。
香水は、本当のお気に入りを探して、最後まで使い切る。
そうやって、身辺整理をしていくと、物が少ない生活が、想像以上に快適なことに気がついた。
取り出しやすく、お気に入りのものだけで、満たされた部屋。
ショッピングセンターへ行くと、刺激の嵐。
かわいいもの、ステキなものに溢れている。
どれも、買って!買って!とアピールしてくる。
でも、目で楽しむだけ。
こんなステキなお洋服を着られたら、ステキだよね。
と、心の中で満足。
経済成長を望む日本政府と売り上げUPを狙う店員さんには申し訳ないけれど。
でも、大切な場面ではお金は惜しまない。
御礼や大切な人へのお土産、プレゼント。
たぶん、一時の感情に流されて買ってしまったアクセサリーや服より、そういったお金の使い方の方が、自分も満足する気がする。