今日は、低学年と高学年の活動をしました。
7月は、大会を間近に控えた中学生の活動を多くするために、今日は7月分の活動を振り替えて行いました。
低学年は、いつもと趣向を変えて、手でボールを扱う練習をしながら顔を上げて指示を聞き、周りと調和して動く練習をしました。
サッカーやフットサルは、複合的な運動神経を問われるスポーツですから、いろいろな運動をすることを意識しています。最近はボールタッチをたくさんしてからゲームをしているので、今日はボールを受けるサポートの動きを身に付けてもらおうと、ハンドパスゲームをしました。ボールをもって進めるのは5歩以内で、守備側はボール保持者に両手でタッチをしたら攻守交替になりますので、攻撃側はその前に味方へパスをすることが必要です。始めは5歩進んで止まってからどうしようかと考えるシーンが多かったですが、相手がタッチするようになってからは、ボールを持っていない人がスペースへ入ってパスを受けようとする動きが見られるようになりました。
中には、ゴール近くにポジションをとる選手も出てきたので、このゲームの意図を感じ取って相手から離れたり、ボールをもらってすぐにゴールできるように動くことを推奨しました。
その後は協力してドリブルで運ぶ練習をしてからゲームをしようと計画していましたが、ハンドパスで得たよい感覚をそのまま生かしてもらおうと、そのまま足でのプレーに切り替えてゲームをしました。
ただ、低学年の2ゴールゲームでは、狭いエリアに密集するいわゆる団子サッカーをすぐには抜け出せません。そこで、コーチが入ったチームは離れた選手にできるだけパスをつないで広がると次のプレーがしやすいことを感じてもらいました。
低学年は次回が来週ですので、今日の感覚を生かしてパス練習から始めてみようかと思っています。
高学年は、1対1の守備をテーマにトレーニングをしました。いろいろな形の1対1をする中で、相手とゴールの間にポジションを取ってむやみに飛び込まないこと、利き足の前に立つことを助言して守備の粘り強さを引き出しました。
その後、2対2をすると、自然とチャレンジ&カバーや切り替えの早さが見られました。
もちろん最後は全面ゲームです。今日は8人が参加していたので、コーチ2人を交えて5対5のゲームをしました。若いコーチがGKから隙を見つけて攻撃参加してドリブル突破からゴールを狙うと、「大人げなーい」という声が選手から上がります。それもこのクラブの楽しさです。大人も子どもには負けたくないのです。ただ、本気でやっつけるわけではなく、ちょっと本気を出してその動きや技術を見せることで選手がそれをマネする(盗むというと言葉が悪いですが、まさに学ぶということ)というのが理想です。コーチのプレーをどんどん盗んで欲しいと思います。
来週は、17:00~18:00が低学年、18:00~20:00が中高生の活動です。特に中高生は大会への選手エントリーも完了しました。開幕まで練習はあと3回ですので、7/7はチーム戦術のトレーニングをして、7/14,21は練習試合を考えています。全員が参加できるといいですね。