こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
ボルトが固着して取れなくなって困ったことありませんか?
ロックタイトの様なゆるみ止めを付けなくても、ボルトが固着して取れなくなることがあるんです。
そうなっては困る場合にはボルトに焼き付き防止剤を塗っておくといいですよ。
ご存知の方も多いと思いますが、ボルトを締め付けたりする時に、ネジ山間に摩擦熱が発生して固着したりする場合があり、このことを焼き付きといいます。またエンジン回りなどの高熱がかかる場所では、ボルトが膨張したり、部分的に熱によるサビなどが発生して、固着してしまいます、これも一般的に「焼き付き」といわれています。
そうならない為に、モリブデンのグリスを塗ったりもするのですが、もっといいのが焼き付き防止剤なのです。
いろいろなメーカーから出ていますが、多くモノは、使用範囲も-40~1,200℃とかなりの高温にも対応しておりますし、防錆効果もあるので、水のかかるボルトに塗るのもいいですね。
スプレータイプやチューブタイプなどがありますので使いやすいものを選んで使って下さい。
特に熱がかかるエンジン回りのボルトなど、焼きついて困る前に、このような焼き付き防止剤を塗っておくといいですよ。