意外に無い片方がメガネのラチェットメガネレンチ

こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。

今日はDEENのラチェットメガネを紹介しますね。

巷でよく見るラチェットメガネって片方がスパナになっている物が殆どですよね。
スパナもいいですが、そのスパナって使っています？

大概の方は殆ど使っていません、その理由はスパナだとトルクをかけられないから。。。
なんですよね、じゃあしっかりとトルクをかけられる様にと考えて作られたのがDEENのラチェットメガネなんです。

片方はスパナではなくメガネにしました、そのメガネ部も拘っていますよ～。
この作りを見て下さい、メガネ部はナットやボルトへの接触部を少しでも多く取る為に面取りはなく、メガネもストレートに立ち上がり、まるでボックスの様です。

それとサイズによって長さが違うでしょ、これも小さいサイズは力がかかりすぎない様に少し短くなっているのです。

その為にもう一つ拘ったのがここ

このオフセットの角度！サイズによって全て角度が違います。
これも理由があって、小さいサイズのレンチは短いです、オフセットの角度が小さいとレンチを握った時の手のスペースが確保されないのです。

DEENは小さいサイズは角度がキツめに取ってあるので、上の写真の様にレンチを握った時の手のスペースが確保されます。

大きいサイズは長いのでオフセットの角度が小さくても、ご覧の様に握った手のスペースは大丈夫。
と、このオフセットの角度は大きすぎず、小さすぎず、レンチのサイズによって微妙に違うんです。

ラチェットメガネの片方がメガネになっているだけでもいいのに、いろんな拘りがあるDEENのラチェットメガネ、特に緩める作業が多い方には、一発目はメガネで緩められるのでオススメです。