昨日、ラチェットを探しにお客様がいらっしゃいました。
どんなラチェットがいいか?いろいろとお話を聞きながら説明させて頂きました。
ひとえにラチェットと言っても、使うサイズや使う環境が人それぞれ違うので、オススメするモノも変わって来ます。
昨日のお客様は、コンクリートなどの粉塵が多い現場で使うといいうのでKo-kenのラチェットを紹介しました。
なぜかというと、Ko-kenはグリスを使っていないからです。
グリスを使っていると、中に粉塵が入ってグリスと混ざり故障の原因になります。
でも、グリスを使っていなければ、中の掃除は簡単にできますから長持ちするのです。
でも、掃除をするには、ネジを外さなければ行けませんよね。
このラチェット、同じ様に見えますが、裏返すと・・・
こんな感じ、左側の方が、ネジの先がカシメてあるのが分かります?
こちらがアップの写真です、ネジが抜けて落ちない様に、ネジの先端をカシメてあるので、分解出来ません。
分解をする場合は、こちらのネジがカシメて無い方を選ぶといいですよ。
昨日のお客様にも、こちらのタイプをオススメしました。
ちなみに、パリダカールラリーでは、チーム菅原の菅原さんはKTCのラチェットを使っているそうです。その理由はグリスを使っていないから・・・。
砂が入っても、降れば砂が出て来るからですって。
現在はどうか分かりませんが、以前はKTCのBR20を使っていいたらしいですよ。
粉塵の多い現場では、ギアが細かいグリスを使うラチェットよりも、ギアの荒いグリスを使っていないラチェットの方がいいですね。