一般的すぎて、だれもそんなに気にせず、そんなに拘りを持たずに選んで買って行かれる工具。
そんなペンチですが、JIS規格(日本工業規格)があります。
だから、メーカーさんもこのJIS規格に基づいたペンチを作ります。
だから長さもJISで決められた150・175・200mmが一般的です。
でも、新潟のプライヤー専門メーカーのスリーピークスさんは、拘っています。
こちらは、機能はJIS規格のペンチと一緒、ただ長さが違います!
JISのペンチよりちょっと短い140・165・190mmのペンチです。
いわゆる中間サイズ
JISのペンチと一緒に並べると・・・
微妙なサイズ違いで、こんなに長さがいるのか?と僕もちょっとビックリ。
今まで長さなんてそんなに気にしていなかったあなた、ペンチにだってこんなにいろいろな長さがあるんです。
でも、どれがいいのか?分からなくなります。
JIS規格に準じているペンチにはJISのマークが入りますが、ただそれだけ。
JISに準じていない工具はダメなのか?
答えはNO! だって、JISだと精度が甘かったり、長さだって違うサイズの方が使いやすい場合だってあります。
最近では、機能を追求してJIS規格に納まらない工具もたくさんありますしね。
KTCのあのネプロスだってそうです、JISマーク付いていませんから。。。
だから、このスリーピークスさんも使いやすいペンチを求めるユーザーの為に、JIS規格外の長さのペンチを作っているのです。
たかがペンチと思わないで下さい。
ペンチにも拘っているメーカーさんがいるんです。
さすがプライヤー専門メーカー「スリーピークス」